「シュガー・ラッシュ」監督、ディズニーからソニー・アニメーションへ移籍
2019年4月9日 13:00

[映画.com ニュース] ウォルト・ディズニーで「シュガー・ラッシュ」や「ズートピア」といった大ヒットアニメを手がけたリッチ・ムーア監督が、ライバルのソニー・ピクチャーズ・アニメーションに移籍したと、米ハリウッド・レポーターが報じている。ムーア監督は今後、ソニーでオリジナルのアニメシリーズを立ち上げるとともに、同社で進行中の長編映画やアニメシリーズでアドバイザーを務めることになるという。
ソニー・ピクチャーズ・アニメーションは、斬新な物語設定と野心的な映像スタイルでアカデミー賞を受賞した「スパイダーマン スパイダーバース」で注目を浴びている。独創的なセンスで知られるムーア監督をアドバイザーに据えることで、この路線を継続していくつもりのようだ。同社のクリスティン・ベルソン社長は、「今後も引き続きスケールが大きくて、大胆で、観客に驚きをもたらす長編アニメーションの企画開発をしていくなかで、ムーア監督が弊社のチームに参加してくれて、とても興奮しています」とコメントを寄せている。
ムーア監督は、米長寿テレビアニメ「シンプソンズ」にシーズン1から演出家として参加。「シンプソンズ」の原作者マット・グローニングのテレビアニメ「フューチュラマ」にも関わっている。2009年当時、チーフ・クリエイティブ・オフィサーを務めていたジョン・ラセター監督の誘いで、ウォルト・ディズニー・アニメーション・スタジオに参加し、「シュガー・ラッシュ」の原案・監督を担当。世界累計興行収入4億7100万ドルのサプライズヒットへと導いた。その後、バイロン・ハワードと共同で「ズートピア」の監督を務め、世界累計興収10億ドルを記録するとともに、アカデミー賞を獲得。最新作「シュガー・ラッシュ:オンライン」は、脚本家のフィル・ジョンストンと共同で監督を務めていた。
移籍発表に伴い、ムーア監督はディズニーの同僚に以下のメッセージを送っている。「10年とは長い時間です。ですが、大好きな人たちと一緒に素晴らしい企画に関わることができた私にとっては、あっという間でした。今後もウォルト・ディズニー・アニメーション・スタジオで過ごした思い出を大切にしますし、スタジオが安泰であると信じています。これまで通り、ひとりのディズニーアニメファンとして、新作を楽しみにしています」。
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