定時で帰りそうな顔・中丸雄一、緊張で汗止まらず 吉高由里子「ひとりゲリラ豪雨みたい」
2019年4月8日 19:30

[映画.com ニュース] 朱野帰子氏のお仕事小説を連続ドラマする「わたし、定時で帰ります。」のプレミアム試写会が4月8日に東京・丸ビルホールで行われ、主演の吉高由里子をはじめ、共演した向井理、中丸雄一(「KAT-TUN」)、内田有紀、ユースケ・サンタマリアが登壇した。冒頭で「主演の吉高さん、(ご挨拶を)宜しくお願いします」というMCからの言葉に、なぜかユースケが「皆さん、今日は本当にありがとうございます!」とドヤ顔。キャスト陣から一斉に突っ込まれるも、「僕は人生の主人公だから」とすまし顔で返し、会場は爆笑に包まれた。
本作では、長時間労働の是正や雇用形態を問わない公平な待遇を目指す「働き方改革」を背景に、ワークライフバランスの重要性を描く。主人公は、過去のトラウマから「仕事は命を懸けるものではない」という思いを持ち、集中して定時で仕事を終わらせ、プライベートを大切にする32歳の独身OL・東山結衣(吉高)。曲者ぞろいの上司や同僚に寄り添い、時に振り回されながらも、現代社会が抱える様々な問題を軽やかに解決していく。
会見前に行われた試写を舞台袖から観察していたというユースケは「時折起こる爆笑、すすり泣き、そして主題歌の後のスタンディングオベーション……、このドラマ勝ったなと思いました」と、やや誇張しながらも満足げな笑みを浮かべる。OL役が初めてという吉高は、「今日は月曜日だけど、皆はどうしてるの?」と問いかけ、少し早めに仕事を終わらせてきたという観客に「すごーい!」と賛辞をおくる。暴走するユースケと天真爛漫な吉高に挟まれた中丸は「僕は定時で帰りそうな顔ってよく言われます」とジョークを飛ばしながらも、緊張のため汗が止まらないようで、吉高から「ひとりゲリラ豪雨みたい」と評されタジタジの様子だった。
役どころを問われ、ワーカホリックな男・種田晃太郎を演じる向井は「仕事は好きなので、種田が考えていることはよく分かります。仕事が好きで真面目だからこそ、結衣とぶつかる。それぞれの信念があるから面白いのかな」と語る。さらに、仕事のモットーを聞かれた吉高は「切り替えることで今日が決まる」と発表。「昨日本当に落ち込んで、ギャン泣きして。今日ここに立てないほどメンタルえぐられてて……でも今は楽しいです、イェイイェイ!」とニッコリ。内田の「役者も皆さんと変わらずに悩んでいるよね」という言葉に、吉高は「ありますよね、悩みだらけじゃない?」と訴え、キャスト陣から「急にタメ口!?」と驚かれていた。
「わたし、定時で帰ります。」は、4月16日から毎週火曜午後10時にTBS系で放送される。
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