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マイケル・B・ジョーダン「キングコング 髑髏島の巨神」監督とモンスター映画でタッグ

2019年3月26日 11:00

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マイケル・B・ジョーダン
マイケル・B・ジョーダン
写真:Shutterstock/アフロ

[映画.com ニュース] 今ハリウッドで最も波に乗る人気俳優マイケル・B・ジョーダンが、「キングコング 髑髏島の巨神」のジョーダン・ボート=ロバーツ監督とのタッグで、タイトル未定の新作モンスター映画をプロデュースすることがわかった。

世界中で一大旋風を巻き起こした大ヒット作「ボヘミアン・ラプソディ」を手がけたニューリージェンシー製作のもと、ボート=ロバーツ監督がメガホンをとる本作で、ジョーダンは自身の制作会社アウトリア・ソサエティを通じてパートナーのアラナ・メイヨとともにプロデューサーを務める。プロットの詳細は不明だが、米ハリウッド・レポーターによれば、ボート=ロバーツ監督が以前より温めていたオリジナルのアイデアがベースになる模様。現在、脚本家探しを行っているところで、同監督の故郷である米デトロイトが舞台のモンスター映画になるようだ。

2013年のインディペンデント映画「キングス・オブ・サマー」で長編監督デビューを果たしたのち、米レジェンダリー・ピクチャーズとワーナー・ブラザースが展開する“モンスターバース”の一作「キングコング 髑髏島の巨神」の監督に大抜てきされ、一躍注目を集めたボート=ロバーツは、次に実写映画版「メタルギアソリッド」でメガホンをとることが決まっている。

ジョーダンが16年に立ち上げたアウトリア・ソサエティは、人種・性別・文化などにおいて多様なバックグラウンドを持つキャストとスタッフが、全体の最低半数を占めるよう契約で義務づける「包摂条項(インクルージョン・ライダー)」を公に採用した初の製作会社として注目を集めた。映画ではワーナー、テレビではアマゾン・スタジオとそれぞれファーストルック契約を結ぶ同社は、マーロン・ジェームスの人気ファンタジー小説を映画化する「Black Leopard, Red Wolf(原題)」、第2次大戦を舞台にしたアクション大作「The Liberators(原題)」という2本の映画を準備中であるのに加え、米ケーブル局AMCの新ドラマ「61st Street(原題)」、第89回アカデミー賞で作品賞に輝いた「ムーンライト」の原案者、タレル・アルビン・マクレイニーがクリエイターを務めるOWN(オプラ・ウィンフリー・ネットワーク)の新ドラマ「David Makes Man(原題)」の制作も手がけている。

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