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国際映画祭で受賞を重ねる「僕はイエス様が嫌い」 予告で“小さなイエス様”初お披露目!

2019年3月23日 06:00

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奥山大史監督の手書き文字に彩られたメインビジュアル
奥山大史監督の手書き文字に彩られたメインビジュアル
(C)2019 閉会宣言

[映画.com ニュース]国際映画祭で数々の受賞を重ねている、新鋭・奥山大史監督が手掛けた映画「僕はイエス様が嫌い」の予告編とメインビジュアルが完成した。ミッション系の小学校を舞台に、少年と小さな“イエス様”をめぐる不思議な関係を描く本作。映像ではチャド・マレーン扮する、願い事を叶えてくれるイエス様の姿が初めてお披露目された。

奥山監督が青山学院大学在学中に製作した長編デビュー作。世界三大映画祭に続き権威があるとされる第66回サンセバスチャン国際映画祭の最優秀新人監督賞を史上最年少(受賞時は22歳)で獲得したほか、第29回ストックホルム国際映画祭の最優秀撮影賞、第13回ダブリン国際映画祭の最優秀撮影賞、第3回マカオ国際映画祭のスペシャル・メンションに輝くなど、世界中で高い評価を集めている。

祖母と一緒に暮らすため、東京から雪深い地方にあるミッション系の小学校へ転校することになった少年ユラ。日々の礼拝に戸惑うユラの前に、ある日小さなイエス様が出現。ユラは、願い事を必ず叶えてくれる、他の人には見えないイエス様の力を信じるようになるが、やがて大きな試練が降りかかる。

奥山監督が自ら編集し、ユラ役の佐藤結良くんがナレーションを務めた予告編では、イエス様をセリフなしでユーモラスに演じるマレーンを活写。ユラが遊ぶトントン相撲の土俵や、お風呂に現れるなど、神出鬼没なイエス様。「友達ができますように」「お金を下さい」など、ユラがささやかな願い事をしながらも、「でもさ、神様って本当にいるのかな」と呟く様子もおさめられている。

さらにメインビジュアルは、大島依提亜がデザインを担当し、奥山監督がタイトルロゴとクレジットの手書き文字を作成。ユラとイエス様の姿が切り取られ、どこか懐かしくあたたかい印象を与えるビジュアルとなった。

僕はイエス様が嫌い」は、5月31日から東京・TOHOシネマズ日比谷ほか全国で公開される。

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