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女優とのスキャンダル発覚で、ワーナー・ブラザースCEOが辞任

2019年3月20日 15:30

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ケビン・ツジハラ氏
ケビン・ツジハラ氏
Photo by Steve Granitz/WireImage

[映画.com ニュース]米ワーナー・ブラザースの会長兼CEO(最高経営責任者)を務めるケビン・ツジハラ氏が辞任を発表した。

ことのきっかけは、3月6日に米ハリウッド・レポーターがツジハラ氏とイギリス女優シャーロット・カークさんとの不適切な関係を暴露する記事を掲載したことだ。

オーストラリアの富豪ジェームズ・パッカー氏の紹介で、当時21歳だったカークさんはツジハラ氏に接近。流出した当時のテキストメッセージやメールによれば、性的関係を持ったカークさんは、その後、映画やテレビドラマへの出演をツジハラ氏に執拗に求めるようになった。

2015年、カークさんは以下のメッセージをツジハラ氏に送信している。「あなたが忙しいのは分かっている。でも、あのホテルでセックスしたときに、助けてくれると約束してくれたじゃない。無視されると、利用されただけのように感じてしまう。あのとき約束してくれたように、ちゃんと助けてくれるの?」

それに対して、ツジハラ氏は「そのように感じているのならすまない。今夜リチャードに連絡させる」と返答。リチャードとは、ワーナー傘下ニューラインで当時、制作部長を務めていたリチャード・ブレナー氏のことだ。その後、カークさんはワーナー作品の「ワタシが私を見つけるまで」と「オーシャンズ8」に端役として出演しているが、ツジハラ氏は彼女の起用に直接関与していないと主張している。

このスキャンダルを受けて、親会社のワーナーメディアはツジハラ氏が行動規範に反していないか調査を開始。しかし、その結果を待たずして、3月18日にツジハラ氏は辞任を発表した。米Deadlineが入手した社員宛のメールにおいて、ツジハラ氏は以下のように辞任の理由を説明している。「過去1週間半にわたり、自分の過去に対する注目が、この会社の未来にどのような影響を及ぼすのか考えてきました。長い自省と、(ワーナーメディア会長)ジョン・スタンキー氏との話し合いの結果、私が会長とCEOの座を降りることが、ワーナー・ブラザースにとって最良であるとの結論に至りました」

ツジハラ氏は2013年3月、アジア系アメリカ人としてはじめてハリウッドのメジャースタジオのトップに就任。「ファンタスティック・ビースト」シリーズやDC映画「ワンダーウーマン」、「アクアマン」といったヒットを生みだしてきた。多様性を押し進め、新たなビジネスを開拓するなどのリーダーシップが評価されていただけに、今回のニュースに多くの社員が落胆しているという。

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