関ジャニ∞・横山裕「決算!忠臣蔵」参戦! “忠臣蔵作品”への出演は20年ぶり
2019年3月18日 07:00
[映画.com ニュース] 「関ジャニ∞」の横山裕が、中村義洋監督最新作「決算!忠臣蔵」に出演していることがわかった。1999年のテレビドラマ「赤穂浪士」(テレビ東京)で大石主税役を演じて以来、20年ぶりの“忠臣蔵作品”への出演となった横山。本作では、赤穂浪士・不破数右衛門(ふわ・かずえもん)役に挑戦する。
堤真一が主演し、「ナインティナイン」の岡村隆史が時代劇に初挑戦する「決算!忠臣蔵」。これまでに映像化だけで300本以上(松竹調べ)が製作されてきた「忠臣蔵」を、東京大学教授・山本博文氏による「『忠臣蔵』の決算書」(新潮新書)を基に、一風変わったテイストで映画化し、藩を会社、武士たちをサラリーマンに見立て、江戸時代における“優良企業の倒産事件”として物語を紡ぎ出す。
江戸城・松の廊下で人傷騒ぎを起こし、その責任で切腹させられた赤穂藩君主・浅野内匠頭の仇討ちをするため、筆頭家老・大石内蔵助(堤)は立ち上がった。しかしお家断絶を嘆く暇もなく、勘定方の矢頭長助(岡村)とともにリストラに励む日々。幕府への取次も虚しく、再興の道は閉ざされてしまうなか、江戸の庶民は内蔵助たちの討ち入りを熱望する。ところが討ち入りするにも予算が必要で、その上限は現在の貨幣価値で9500万円。お金がない、しかし世間の空気的に仇討ちは必須、内蔵助は完璧なジレンマに苛まれていく。
横山が扮する不破数右衛門は、皆が認める凄腕ながら不調法者。浅野家より暇を出され浪人となり、塩問屋の用心棒などで生計を立てていたが、藩主・浅野内匠頭の切腹や藩のお取り潰しを知り、赤穂浪士の一員として討入りの中心メンバーとなり活躍していく。純粋な心を失わず、何があっても大石内蔵助を愚直なまでに信じ、皆をまとめていく優しくも熱い人物だ。
クランクイン前から殺陣の稽古に励み、指導を担当した殺陣師も驚くほど腕前をあげた横山は、中村組初参加となった。「今回中村組に参加させていただきとても貴重な時間を過ごすことができました。堤さんをはじめ、豪華なキャストの方々と共演させていただき刺激的な毎日でした。また初めて本格的な殺陣に挑戦したのですが、自分自身出来上がりが楽しみです。豪華なキャストの化学反応を是非とも楽しみにしていただければと思います」とコメントを寄せている。
「決算!忠臣蔵」は、今冬に公開。
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