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倍賞美津子が爆走!「ぼくいこ」原作者も戸惑いの映画オリジナルシーン

2019年3月1日 16:00

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倍賞美津子が激走シーンに挑んだ
倍賞美津子が激走シーンに挑んだ
(C)宮川サトシ/新潮社(C)2019「母を亡くした時、 僕は遺骨を食べたいと思った。」製作委員会

[映画.com ニュース] 宮川サトシ氏の人気エッセイを映画化した「母を亡くした時、僕は遺骨を食べたいと思った。」(公開中)の本編映像を、映画.comが入手した。主人公の母親を演じた倍賞美津子が、息子のために全力で走るシーンを収めている。

本作は、がんを患った母との最期の日々から葬儀、そしてその後の生活を、息子サトシ(安田顕)の目線で描いている。

公開されたのは、サトシの幼少期のエピソードを切り取ったシーン。お菓子ほしさにスーパーで万引きをしてしまった、5歳のサトシ(加賀谷光輝)。店長(水澤紳吾)に名前を聞かれてもなかなかしゃべらないサトシだったが、「警察に行くと牢屋に入るか、もしかしたら死刑や!」と迫られると、食い気味で名前を名乗る。カットが変わると、岐阜の田園風景バックに激走する母・明子(倍賞)の姿が。スーパーに駆け込んだ母の顔を見たサトシは「怖かったよ」と母に甘えるのだった。

撮影当日は8月末で、最高気温はおよそ30度。撮影2日目にして激走した倍賞は「暑かったです。涙も汗もぐわーって出てきて。走って走って……もう、すごい暑かったです」と過酷さを振り返る。

映画オリジナルのエピソードだけに、実際には万引き経験のない宮川氏は脚本を読んで戸惑ったそう。「先輩の漫画家の方たちに映画化の際のアドバイスを求めてみたら、『名誉のために声を上げた方が良い!』と説得されたので、『僕は万引きしたことありません』と強く言ってみたんです」と当時のことを明かす。

その後、脚本も手がけた大森立嗣監督と会話を重ねるなかでこのシーンに納得したといい、今では「完成した映画があまりに素晴らしかったので、映画に寄せて幼少期に僕は万引きしてたことにしようと決めました」と開き直るほど、母子の関係性が伝わるこのシーンの重要性を実感したという。

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