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高橋一生&川口春奈、過去の自分に伝えたいことは?

2019年2月26日 20:05

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川口春奈に「几帳面」と評された高橋一生
川口春奈に「几帳面」と評された高橋一生

[映画.com ニュース] “タイムパラドクス”に翻ろうされる男女の純愛を描く映画「九月の恋と出会うまで」の試写会が2月26日、東京のユナイテッド・シネマ豊洲で行われ、ダブル主演を務めた高橋一生川口春奈が参加した。

2016年の「書店員が選んだもう一度読みたい文庫」恋愛部門第1位に選ばれた、松尾由美氏の同名小説が原作。風変わりなマンションに引っ越した北村志織(川口)の隣には、不思議な雰囲気をまとった小説家志望の男・平野進(高橋)が住んでいた。ある夜、志織は部屋の壁から聞こえた「こちらは1年後の未来です。あなたに危険が迫っています!」という謎の声の警告によって、強盗殺人を逃れ命拾いする。相談を受けた平野は、運命を修正した志織にタイムパラドクスが生じ、彼女の存在が消えてしまうことに気付く。

「号泣試写会」と銘打ったこの日のイベント冒頭では、劇中写真を振り返りながら「最も切ないシーン」について話題が及んだ。高橋と川口は偶然にも同じシーンを選び、「平野の性格が出ている、相手のことを思うばかりに……というシーンです」(高橋)、「切ない嘘です。このシーンの撮影の時は(演じている)自分も切なくて。お互いを思い合っているからこその嘘になっています」(川口)とアピール。高橋が「台本を読んでいても、(胸が)ぎゅっとしましたね」と語ると、川口も賛同するように大きくうなずいていた。

物語の設定にちなみ、「時空を超えて自分に伝えたいこと」を問われた高橋は、「14歳の自分に『38歳になってもまだ自転車に乗っています』と伝えたいです。今も仕事場に自転車で行ったりしています。当時は『大人になったら車とか乗るのかな、運転するのかな』と思ってましたけど、『まだ自転車乗ってる』って言って幻滅させてやろうと」とニヤリ。一方の川口は「学生の時の自分に『もっと勉強しなさい』と言いたいです。あの時勉強していたら、もっと良い大人になれたかも」と反省を語り、高橋は「反省しなくていいよ、僕なんか何も変わってないからね」と優しくフォローした。

この日は抽選で、劇中の重要アイテムであるキーケースが観客にプレゼントされた。高橋がきれいな状態で渡そうとラッピングを整える姿に、川口は「几帳面ですね!」と感服していた。「九月の恋と出会うまで」は、3月1日から全国で公開。

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