大胆な詐欺事件を魔術のような映像美で「天国でまた会おう」本編映像公開
2019年2月23日 09:00

[映画.com ニュース] 第1次世界大戦後のフランスを舞台に2人の帰還兵が企てた大胆な詐欺事件を描くクライムドラマ「天国でまた会おう」の本編映像が公開された。
「このミステリーがすごい!」大賞、週刊文春ミステリーベスト10などで日本のブックランキングで7冠を達成した「その女アレックス」の著者ピエール・ルメートルが、フランス文学界で最も権威のあるゴンクール賞に輝いた傑作小説を、自らが共同脚本として書き上げ映画化。2018年セザール賞で5部門を受賞した。
第1次世界大戦の終結目前。仏軍のプラデル中尉からの不条理な攻撃命令に従ったエドゥアールは、小心者の簿記係・アルベールの命を助け、顔に重傷を負ってしまう。良家の御曹司で才能ある画家のエドゥアールは家族にも会いたくないと戦死を偽装。そんな彼をアルベールは手伝うことに。戦後、パリに戻った2人は貧しい共同生活をスタートさせる。そんな折、かつて彼らの上官が財を築いていたことを知り、2人は壮大な詐欺計画を企てる。
このほど公開された映像は、戦争で出会った年の離れた男ふたりの、奇妙な友情の始まりを捉えた場面。戦地でアルベールを救った際に顔の半分を失う重症を負ったエドゥアールが入院している病院でのワンシーンを切り取った。
「天国でまた会おう」は、3月1日からTOHOシネマズ シャンテほか全国公開。
(C)2017 STADENN PROD. - MANCHESTER FILMS - GAUMONT - France 2 CINEMA
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