赤ペン瀧川、初の主演ドラマ「警視庁捜査資料管理室 (仮)」を“添削”
2019年2月10日 19:05

[映画.com ニュース] お酒を飲みながらトークを楽しむ「さぬき映画祭」の恒例イベント「さぬき真夜中の映画祭」が2月9日夜、香川・高松の「いけす道楽」で行われ、BSフジ「警視庁捜査資料管理室 (仮)」でドラマ初主演した俳優で映画コメンテーターの赤ペン瀧川(瀧川英次)がトークショーに立った。
「警視庁捜査資料管理室 (仮)」はデータ入力が仕事の警視庁技術専門官・明石幸男(滝川)が妄想を膨らませ、解決済みの事件に隠された真相を勝手に暴く……というシリーズで、本広克行氏が総監督した。BSフジが新しく開設された30分のドラマ枠(月曜午後11時~)で2018年10月1日から12月17日まで放送され、シーズン2の今春放送も決まった。
なんでも添削家、映画コメンテーター「赤ペン瀧川」と、俳優・演出家「瀧川英次」の2つの顔を持つ瀧川は16歳の時に舞台デビューし、小劇場俳優として活動。30歳の時にMixiで「迷惑メールにツッコミを入れる」という「エロメール添削」なるコミュニティを立ち上げ、2週間で2000人が登録する大人気に。さらにトークイベント出演依頼が来て、「赤ペン瀧川」としてブレーク。その後、映画コメンテーターとしても活躍した。一方、俳優としてはドラマ「下町ロケット」「必殺仕事人」で端役を務める程度だった。
瀧川は「一昨年の年末、本広監督からFacebookに連絡があって、自宅の鍋パーティーに誘われた。その場にはドラマのディレクター、脚本家、プロデューサーも同席していて、『主演ドラマを作りたいんだ』と言われた。初舞台から25年で初の主役。めちゃくちゃうれしかった」と話す。
ドラマはほとんど一人芝居。「11話分の台詞を読んだら、5時間かかった。撮影開始までに全話分の台詞を暗記しないといけないと思って、カラオケ店に89時間こもった。撮影前の去年の5~7月はカラオケ代に3万4523円使い、後輩の俳優を時給1000円で雇って、相手役のセリフを読んでもらって、本合わせもした」と明かした。
イベントでは好評だった3、4話の「中央区音楽教室生徒転落死事件」を上映し、満席の会場は爆笑の渦。瀧川は「みんなで見るのって、楽しいんだと思いました」と喜んだ。一方、「頑張りすぎた」と語る第1話の上映では、ディレクター、脚本家とともに反省会も。シーズン2の収録は既に始まっているそうで、「シーズン1は19日間で撮ったが、シーズン2は2日間短縮して、17日間。カラオケ店での練習時間は既に140時間。2月までには撮り切ろうと言っているが、このままだとスタッフに死人が出そう。ただ、ゲストも豪華なので、シーズン1を超えるものになっていると思う」と胸を張っていた。
「さぬき映画祭2019」は2月11日まで開催。
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