ブラッドリー・クーパー、「運び屋」で“師”イーストウッドと念願の初共演「すぐにやると言った」
2019年2月8日 17:00

[映画.com ニュース]クリント・イーストウッドが、自身の監督作では10年ぶりに主演を務めた「運び屋」。イーストウッド監督作「アメリカン・スナイパー」に主演し、本作でも重要な役どころを担うブラッドリー・クーパーが、念願だったという“俳優イーストウッド”との共演について語った。
実話を基にした本作でイーストウッドが扮するのは、一度に13億円相当のドラッグを運んだ“伝説の運び屋”アール・ストーン。その仕事ぶりで巨大麻薬組織からも一目置かれ、やがて警察からも追われていく。
アールを追う麻薬捜査官コリン・ベイツを演じたクーパーは、出演オファーを受けて「僕はすぐに『やる!』と言った」と快諾したこと明かす。敬愛するイーストウッドとの共演を「88歳という同年代の役柄を、クリント(・イーストウッド)がわざと年寄りであるかのように“演じなければならない”という点が彼のすごいところだよ」と振り返り、「たくましいアスリートみたいなクリントが、もう何年も棺おけに片足を突っ込んでいるような人物を演じるのを見るのは楽しかった」と、俳優としての演技を間近にした喜びをかみしめる。
自身が演じた役柄については「シカゴ支局に異動したばかりで、名をあげたい。最終的にはもう少し勤務状況がよくなる地位まで昇りたいんだ。彼は家族から離れて過ごす時間がとても長く、家族からは不満の声が出ているんだけど、相当な量のコカインをアメリカに運び込んでいる謎の運び屋を突き止める任務に命じられると、それに熱中する。彼はこの任務こそ、認められるチャンスだと思っているんだよ」と解説する。
さらに「皮肉なことに、アールとの間には接点があるんだ。どちらも家族を最優先にしてこなかったこと……。アールは、それを取り戻すようにベイツに強く促す」と話しており、2人が対面する場面写真も公開された。
「運び屋」は3月8日から全国公開。
関連ニュース






映画.com注目特集をチェック

映画「F1(R) エフワン」
【語れば語るほど、より“傑作”になっていく】上がりきったハードルを超えてきた…胸アツをこえて胸炎上
提供:ワーナー・ブラザース映画

たった1秒のシーンが爆発的に話題になった映画
【この夏、絶対に観るやつ】全世界が瞬時に“観るリスト”に入れた…魅力を徹底検証!
提供:ワーナー・ブラザース映画

でっちあげ 殺人教師と呼ばれた男
【あり得ないほど素晴らしい一作】この映画は心を撃ち抜く。刺すような冷たさと、雷のような感動で。
提供:東映

186億円の自腹で製作した狂気の一作
【100年後まで語り継がれるはず】この映画体験、生涯に一度あるかないか…
提供:ハーク、松竹

なんだこの映画は!?
【異常な超高評価】観たくて観たくて仕方なかった“悪魔的超ヒット作”ついに日本上陸!
提供:ワーナー・ブラザース映画

すさまじい映画だった――
【あまりにも早すぎる超最速レビュー】全身で感じる、圧倒的熱量の体験。
提供:ソニー・ピクチャーズエンタテインメント

“生涯ベスト級”の絶賛、多数!
「愛しくて涙が止まらない」…笑って泣いて前を向く、最高のエール贈る極上作【1人でも多くの人へ】
提供:KDDI

究極・至高の“昭和の角川映画”傑作選!
「野獣死すべし」「探偵物語」「人間の証明」…傑作を一挙大放出!(提供:BS10 スターチャンネル)