高杉真宙、主演作がモナコ国際映画祭で栄冠!トロフィーを手にし「重さで実感」
2019年2月7日 22:05

[映画.com ニュース] 俳優の高杉真宙が2月7日、都内で行われた主演作「笑顔の向こうに」の完成披露上映会に出席した。昨年12月に開催された第16回モナコ国際映画祭で、最優秀作品賞にあたる「エンジェルピースアワード」を受賞。ファンにトロフィーをお披露目し「重さで実感しますね。映画にとっても良いスタートが切れた」と喜びを語った。
スケジュールの都合で、現地入りがかなわなかった高杉は「舞台の本番が終わり、気持ちが燃え尽きたタイミングで、(受賞の)連絡をいただいたので、家に帰る途中でやっと『ああ、受賞したんだ』と思えた」としみじみ。「俳優という仕事は、正解がなく、結局は見る皆さんの価値観や感性で判断してもらうもの。これからも満足せずに(芝居を)続けていければ」と背筋を伸ばしていた。
日本歯科医師会の全面協力を得て、高杉がさまざまな困難と向き合う歯科技工士を演じた本作。オファーを受けるまで「歯科技工士という職業そのものを知らなかった」といい、「実際に医療現場で働く皆さんに教えていただきながら、ひたすら練習を続けた。使いこなす器具も多いですが、黙々とした作業はきらいじゃないので、練習は楽しかったです」と振り返った。
舞台挨拶には高杉をはじめ、共演する安田聖愛、佐藤藍子、ayanonono、藤田朋子、榎本二郎監督が出席した。新人歯科衛生士を演じる安田は「姉が歯科衛生士なので、職場を見学させてもらったり、姉の友だちに集まってもらい、質問をした。実際やってみると、とても大変で、姉はすごいことをしているなと思った」。佐藤は、高杉演じる主人公の母親にふんし「台本をいただき、『真宙くんの母親?』とびっくりした」と話していた。
「笑顔の向こうに」は2月15日から全国のイオンシネマで公開。
フォトギャラリー
Amazonで関連商品を見る
関連ニュース






映画.com注目特集をチェック

キャンドルスティック
【予告編だけでこんなに観たくなること…ある!?】阿部寛、10秒でAIを騙す――狂おしいほど面白そう
提供:ティ・ジョイ

映画「F1(R) エフワン」
【語れば語るほど、より“傑作”になっていく】上がりきったハードルを超えてきた…胸アツをこえて胸炎上
提供:ワーナー・ブラザース映画

たった“1秒”で爆発的に話題になった映画
【この夏、絶対に観るやつ】全世界が瞬時に“観るリスト”に入れた…魅力を徹底検証!
提供:ワーナー・ブラザース映画

でっちあげ 殺人教師と呼ばれた男
【あり得ないほど素晴らしい一作】この映画は心を撃ち抜く。刺すような冷たさと、雷のような感動で。
提供:東映

すさまじい“魂震作”だった――
【あまりにも早すぎる超最速レビュー】全身で感じる、圧倒的熱量の体験。
提供:ソニー・ピクチャーズエンタテインメント