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佐藤浩市、役作りで歯を黄色く……「まるで疑似三國連太郎だ!」とニヤリ

2019年2月2日 14:15

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豪華キャストが勢ぞろい
豪華キャストが勢ぞろい

[映画.com ニュース] 国内外の映画祭で高評価を受けた甲斐さやか監督の長編デビュー作「赤い雪 Red Snow」の公開記念舞台挨拶が2月2日、東京・テアトル新宿で行われ、甲斐監督をはじめ、ダブル主演の永瀬正敏菜葉菜井浦新夏川結衣佐藤浩市が登壇した。

かつて、弟が失踪事件に巻き込まれた白川一希(永瀬)は、当時捜査線上に浮かびながら、無罪となった女の一人娘・江藤小百合(菜葉菜)と30年の歳月を経て対面。被害者の兄と容疑者の娘が出会い、事態は思わぬ方向に動き出した。甲斐監督が少年失踪事件を題材にオリジナル脚本を書き上げ、マラケシュ国際映画祭のコンペティション部門に正式招待。2月1日に全国23スクリーンで封切られた。

豪華なキャストを迎えたデビュー作の船出に、甲斐監督は「脚本を書きながら、妄想に近い形で思い描いていた皆さんが出演していただき、光栄に思います。恐れ多くも、感無量です」と挨拶。一方、脚本にほれこみ、出演を即決した永瀬は「日本映画の新しい才能が誕生する瞬間に立ち会えて幸せ。見た目は温和ですが、ビジョンがしっかりあり、ブレない」と甲斐監督の才能をたたえ、「2作目もぜひ、同じキャストで。今度は『青い雪』が撮れれば」とジョークを交えて、再タッグを誓った。

体当たりの演技で存在感を放つ菜葉菜は「あこがれであり、尊敬する先輩たちに囲まれ、プレッシャーが大きかった」と明かし、「ハードな役柄になるとわかっていたし、現場ではものすごく孤独を感じ、怒りや不安といった負のスイッチが全開だった」と回想。「まだまだ未熟」と自省すると、永瀬は「260%の頑張りを見せてくれた」と労をねぎらった。

早百合を見つけ出した事件記者を演じる井浦も「大先輩の胸を借りるつもりで、夢中で演じさせてもらった。どんなに飛び込んでも、軽くいなされる感覚は、幸せでしかない」とベテラン勢との共演に感慨しきり。夏川は事件の容疑者・江藤早奈江を演じ「最近ではめずらしい、一気に読める脚本。女性監督の初長編でもあり、ぜひ現場に身を置きたいと思った」と話していた。

早奈江の内縁の夫を演じた佐藤は「悪い役は久しぶりで、やっぱり楽しいですよ」と意気揚々。薄汚い男に見えるよう「ドライヤーで乾かし、歯を黄色くした」と役づくりを語り、「(試写で見て)いやあな感じがして。あっ、まるで疑似三國連太郎だって(笑)」と役作りの鬼だった父と自身を重ね合わせていた。

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