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C・ランズマン追悼 ホロコースト描く「SHOAH」「ソビブル、1943年10月14日午後4時」2月2、3日上映

2019年1月29日 14:00

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全編567分のドキュメンタリー「SHOAH ショア」
全編567分のドキュメンタリー「SHOAH ショア」
(C)Les Films Aleph

[映画.com ニュース]数多くのドキュメンタリー映画で知られ、2018年7月5日に死去したフランスの巨匠クロード・ランズマン監督の追悼上映が、2月2、3日にアンスティチュフランセ東京で行われることがわかった。ナチスによるホロコースト(大量虐殺)の真実に迫った「SHOAH ショア」「ソビブル、1943年10月14日午後4時」がラインナップされている。

ランズマン監督は、第2次大戦時にレジスタンス活動に参加。戦後はサルトルやボーボワールと親交を深め、ジャーナリストとして活躍した。1973年に初監督作「なぜイスラエルか」を発表後、「カルスキ・レポート」「光と影」などを手掛け、第63回ベルリン国際映画祭では名誉金熊賞に輝いた。

第36回ベルリン国際映画祭の国際批評家連盟賞を受賞した「SHOAH ショア」は、全編567分に及ぶ作品。ナチスの収容所から生還したユダヤ人、収容所の元ナチス親衛隊員、収容所の近くに住むポーランド人農夫らの証言を集め、世界14カ国での予備調査、約350時間もの撮影を敢行した。過去の記録映像や感傷的な音楽を排除し、証言者の肉声によってホロコーストの全体像をあぶり出した。

ソビブル、1943年10月14日午後4時」は、「SHOAH ショア」の後半で明らかにされた、ユダヤ人による収容所での武装蜂起にスポットを当てている。16歳でポーランド・ワルシャワのゲットー(居住地区)から収容所に連行されたイェフダ・レルネルの証言をもとに、脱走者400人の中でたった100人しか生き残ることができなかった過酷な逃亡劇を紡ぐ。

ランズマン監督の追悼上映は、2月2、3日にアンスティチュフランセ東京で開催される。2日の「ソビブル、1943年10月14日午後4時」の上映後には、NPO法人ホロコースト教育資料センター代表・石岡史子氏のトークイベントがあり、詳細は公式サイト(https://www.institutfrancais.jp/tokyo/agenda/cinema1902020203/)で確認できる。

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