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「天才作家の妻」グレン・クローズはオスカー本命!映画評論家が力説

2019年1月17日 19:00

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(左から)立田敦子氏、地曳いく子氏
(左から)立田敦子氏、地曳いく子氏
(C)META FILM LONDON LIMITED 2017

[映画.com ニュース] 「危険な情事」「再会の時」などのグレン・クローズが主演する映画「天才作家の妻 40年目の真実」のトークイベントが1月16日、都内で行われ、スタイリストの地曳いく子氏、映画ジャーナリスト・評論家の立田敦子氏が登壇した。

世界的な作家ジョゼフがノーベル文学賞を授与されることになり、その創作を支えてきた妻ジョーンと共に、授賞式が行われるストックホルムを訪れる。おしどり夫婦に見えた2人だったが、ジョゼフの経歴に疑いを抱く記者と出会い、夫婦のある秘密について問いただされる。ジョーンを演じたクローズは、第76回ゴールデングローブ賞で主演女優賞(ドラマ)を受賞した。

「私は本当にジョーンの気持ちがよくわかった」と共感を寄せる立田氏は、「だんなさんを攻撃する話ではなくて、妻の気づきの話だと思うんですね。その価値観の変化というのはどの時代に生きていてもあると思うんですが、彼女のアイデンティティという問題はどうだったのかと」と解説する。

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さらに、立田氏は「ノーベル賞作家という設定になっていますけど、こういうことって普通の家庭の中でも、夫婦で商売をしていたり、共働きをしているご家庭なんかでありうるパワーゲームだと思うんです。すべての夫婦にとって普遍的な話なんだなと感じました。この映画の素晴らしいのは、いくつになっても気づきというのが大事で、それが30歳、40歳じゃなくても60歳になっても自分の人生に気づく、というのが大事だなというところですよね。今の時代だったらできますから。そういう可能性を見せてくれる終わり方だったなと思いました」と語る。

地曳氏は「(舞台となった)90年代というのは大人のファッションの成熟期だったんですね。カルバンクラインとかラルフローレンとかアルマーニとか、いちばんいい時だったんですよ。なので、ジョーンの大人ファッションもすてきでしたね」とスタイリスト目線で魅力を伝え、クローズについて「今流行りのグレーヘアー。ショートカットがとてもよく似合っていますね。そういったファッション的な観点から見てもとても面白いです。年をとったら肌を出さずにこうやって着ればいいんだと、とても勉強になりました」と感想を述べる。

クローズの熱演についてのトークも盛り上がり、立田氏は「グレン・クローズはアカデミー賞では必ずノミネートはされると思いますね。受賞でも本命でしょうね」と絶賛していた。

天才作家の妻 40年目の真実」は1月26日から全国公開。

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