人気グラドル・川村ゆきえが“美しすぎる議員”に! 青柳尊哉とのW主演作が3月公開
2018年12月23日 08:00

[映画.com ニュース] 人気グラビアアイドルの川村ゆきえが、映画「美しすぎる議員」に主演することがわかった。人気タレントから市議会議員に転身した主人公が、地域密着で奮闘するさまを映し出す。「ウルトラマンオーブ」で存在感を見せた青柳尊哉も主演を担い、「ゆめはるか」「レミングスの夏」の五藤利弘監督がメガホンをとっている。
元人気タレントで“美しすぎる議員”として話題の田中愛(川村)のもとに、ドキュメンタリーディレクター・村上一朗(青柳)が取材にやって来る。当初は単なるインタビューだったが、村上の手法は徐々にエスカレート。四六時中、愛を監視するかのようにカメラで追い回し、“清く美しい政治家”という仮面の裏にある顔を暴こうと躍起になっていた。しかし、忖度、セクハラ、経歴詐称など様々な問題にも真っ直ぐぶつかっていく愛を目の当たりにし、村上の心にも変化が生じていく。
園子温監督作「気球クラブ、その後」で女優デビュー後、数々のドラマ・映画で活躍する川村。「美しすぎる議員という、ありがたい役を頂きました」と喜びつつ、「元タレントという役でドキュメンタリー風の作品なのですんなり役に入ることができました。でも専門的な内容は難しいこともあり、私自身は議員に転職しようと思った田中愛ちゃんがかっこよくて憧れました」と振り返る。そして「正義は相手の為なのか自己満足なのか。深いのか浅いのか。その笑顔は何を思っているのか」と問題提起し、「本作で描く元タレント議員の心のなかが、少しでも感じていただけたら嬉しいです」とメッセージを託した。
また特報映像(https://youtu.be/diMQVLaEBFE)も披露されており、ドキュメンタリータッチの物語運びが印象的。脚本も手がけた五藤監督は、「『美しすぎる~』と何かと偏見で見られることが多い女性たちがいる。彼女たちは偏見とどう闘っているのだろうか、もしかして利用しているのではないだろうか。むしろ踊らされているのかもしれない。偏見や好奇の目で見られる女性議員の姿を通して、偏見やレッテル貼りについて考えました」とし、「また、政治を取り巻く環境を見ていて何が正義なのかモラルはどこにあるのかまったく分からなくなっている今、何を信じればいいのか、正義を貫くことはできるのか、そんな人がいるのか。そのようなことを考え、この作品が生まれました」と説明している。
「美しすぎる議員」は、2019年3月16日から東京・下北沢トリウッドで公開。
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