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DeNA宮崎敏郎&山崎康晃が明かす、ドキュメンタリー映画「FOR REAL」の裏側

2018年12月20日 19:00

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横浜DeNAベイスターズの宮崎敏郎内野手と クローザーの山崎康晃投手
横浜DeNAベイスターズの宮崎敏郎内野手と クローザーの山崎康晃投手

[映画.com ニュース] プロ野球・横浜DeNAベイスターズの公式ドキュメンタリー映画「FOR REAL 遠い、クライマックス。」が、全国13館で公開中(DVD&ブルーレイは2019年1月2日発売)だ。映画.comでは、同球団の主力選手である宮崎敏郎内野手、山崎康晃投手に話を聞いた。

同球団は昨シーズン、レギュラーシーズンを3位で終えながらもクライマックスシリーズを勝ち抜き、19年ぶりに進出した日本シリーズでは福岡ソフトバンクホークスと死闘を繰り広げたことは記憶に新しい。今シーズンは、開幕前に多くの評論家が優勝すると順位を予想したが、4位という結果に終わった。それでも、宮崎は主砲・筒香嘉智外野手、新外国人選手のネフタリ・ソト外野手らとともに強力打線の中核をなし、2年連続でベストナイン、初めてのゴールデングローブ賞を受賞するなど不動の主軸に定着。一方、2015年の入団からクローザーを務めてきた山崎も、今年は自己最多タイとなる37セーブを記録し、最多セーブ投手賞に輝いた。

本編は、1998年以来となる優勝への機運が高まるなか、先発投手陣の不調、主力選手の相次ぐ故障でチーム全体が波に乗れない状況を物語るかのように、全編を通じて不穏なBGMが流れ、不穏な映像が相次ぐ。オリックス・バファローズへのトレードを告げられた高城俊人捕手がロッカールームで涙ながらに挨拶する姿、救援に失敗した山崎にフォーカスを当てるカメラマンに対してホセ・ロペス選手が「いい加減にしろ!」と語気を荒げるシーンなど、舞台裏を隠すことなく映し出している。

年間を通してチームに帯同したカメラマンとの信頼関係は構築していたようだが、撮影し続けられることに対して違和感を覚えることはなかったのだろうか。宮崎は、「僕はそんなに気にならなかったですよ。どちらかというと、カメラマンの方に『なにを撮っているんですか?』って積極的に話しかけたりしていたくらいですから」と笑顔をのぞかせる。なかには見て見ぬふりをする選手もいたようだが、山崎も「こんなところまで追われていたんだっていうシーンもありましたけど、チームメイトみたいな感じで接していましたね」と明かす。

昨年公開された「FOR REAL 必ず戻ると誓った、あの舞台へ。」は、快進撃を続けるチームの活気あふれる空気を余すことなく伝える構成だった。今シーズンも開幕直後は決してチーム状況は悪くなかったが、最後まで噛み合うことなく閉幕した印象が強い。昨シーズンと何が違ったのだろうか。

「重圧を感じるシーズンだった」と口火を切ったのは、山崎だ。「去年、日本シリーズを初めて経験させていただいて、横浜の歓声、ソフトバンクのビジターの歓声を浴びました。期待のかかるシーズンだったのでキャンプの時から注目もされましたし、球場にもファンの皆さまがたくさん足を運んでくださった。そういう意味で、プレッシャーのかかる1年ではありましたね」。

宮崎は、昨シーズンとの違いは感じなかったといい、「勢いが出てきたとき、波がきたときに乗り切れなかったのかなとは思いますね。若い選手が多いチームですし。去年は1度乗ったら止まらないものがチームにありました。今年はそれが続かなかった……、というのが去年との違いですね」と表情を曇らせる。

それでも、ふたりとも既に気持ちは来季へと向いている。「今回の映画は悔しい、そして暗いイメージが強い。来シーズンは笑って終われるシーズンにしたい。今年はケガ人も多かったので、僕も含めて全てのピースがひとつも欠けることなく最後まで突っ走っていきたい」(宮崎)、「他人任せにするのではなく、ブルペンをまとめる存在になって、優勝に向けて頑張りたい。そうすれば、来年の『FOR REAL』も楽しみですしね」(山崎)。


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