第11回恵比寿映像祭で三宅唱監督の新作「ワイルドツアー」上映

2018年12月20日 19:00


三宅唱監督「ワイルドツアー」の一場面
三宅唱監督「ワイルドツアー」の一場面

[映画.com ニュース]2019年2月8日から東京都写真美術館で開催される、第11回恵比寿映像祭の詳細プログラムが発表された。三宅唱監督の新作「ワイルドツアー」の東京初上映をはじめ、「螺旋銀河草野なつか監督の新作、音響デザイナー大野松雄作品の3RENSAライブ&トーク付き上映や、映像作家牧野貴作品の4K上映などがラインナップされている。

恵比寿映像祭はアートと映像の国際フェスティバルとして2009年から開催され、「映像とは何か」を考えるため、年毎の総合テーマのもとに様々な時代やジャンルの映像を集め構成。国内外のビデオアート、インスタレーション(空間展示)、劇映画、ドキュメンタリー、アニメーション、実験映像、体験型のメディアアート、パフォーマンスなど、多彩な作品がジャンルの壁を越えて一堂に会する。

今年は、今いる位置から違うところへ移動すること、あるいは、すでにあるものや作法を異なるものに置き換えてみることを意味する「トランスポジション」をキーワードに、多くの示唆に富んだ作品が写真美術館と恵比寿ガーデンプレイスなどに展示される予定だ。

三宅監督の新作「ワイルドツアー」は、山口県山口市で採取した植物からDNAを抽出し図鑑を作成するワークショップで出会った学生たちの、旅のはじまりと冒険を描いた青春遠足映画。日仏会館ギャラリーで本作に関連する映像インスタレーションが展示されるほか、なお、2月24日の上映ではワールドプレミアとなる「無言日記2018」が併映される。

草野監督の「王国(あるいはその家について)」(150分版)は、俳優が役を獲得する過程の身体の変化を捉えながら、ストーリーを展開させる。2017年に発表した64分版を再編集した150分版をワールドプレミアとして上映する。

第11回恵比寿映像祭は2019年2月8~24日開催。プログラム詳細は公式HP(www.yebizo.com)で告知している。

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