米ワーナー「科学少年J.Q」を実写映画化
2018年12月17日 22:00
[映画.com ニュース] 米ワーナー・ブラザースが往年のテレビアニメ「科学少年J.Q」(原題:Jonny Quest)の実写映画化の準備を行っていると、米Deadlineが報じている。
ハンナ・バーベラ・プロダクション製作の「科学少年J.Q」は、著名な科学者を父に持つ10歳の少年JQが、養子縁組で育てられた弟のハッジ、ボディーガードのレース・バノン少佐、愛犬のバンディットたちと世界各地で冒険を繰り広げる物語。放送は1964~65年と短いもののカルト的人気を誇り、かつてはロバート・ロドリゲス監督が実写映画版の企画開発を行っていた。すでに、ダン・マゾー(「タイタンの逆襲」)とテリー・ロッシオ(「パイレーツ・オブ・カリビアン」シリーズ)が手がけた脚本が存在する。
ワーナーはこのほど、「レゴバットマン ザ・ムービー」を手がけたクリス・マッケイに実写版の監督を依頼。プロデューサーも同作のダン・リンが務めることになる。
「ハリー・ポッター」シリーズとDC映画というふたつの看板を抱えるワーナーは、往年のアニメを題材にした映画を3本目の柱にしようとしている。アニメと実写の合成映画として、「トムとジェリー」「スクービー・ドゥー」「コヨーテVSアクメ(原題)」の企画が進行中で、「宇宙家族ジェットソン」「原始家族フリントストーン」といった往年のアニメ番組も劇場版長編として準備が行われているという。