小倉優香、初アクションに坂口拓がダメ出しも園子温はべた褒め
2018年12月15日 20:00

[映画.com ニュース] グラビアアイドルの小倉優香の初主演映画「レッド・ブレイド」が12月15日、東京・シネマート新宿で封切られた。小倉は共演の搗宮姫奈、花影香音、岩永ジョーイ、美音咲月、総合演出の坂口拓、原案の園子温監督とともに初日舞台挨拶。「すごく過酷な撮影だったけれど、形になって皆に見ていただけてすごく感動しています」と笑顔をはじけさせた。
いじめられっ子の女子高生が、タイムスリップしてきたくノ一とともに忍者修業を積むアクション。「内容を知らされずに映画の主演と言われ、後でアクションだと聞いた時はずっとダンスをやっていたので体を動かすのは得意だからできると思っていた。でも、(共演の)皆がすごくて、自分ができずにショックを受けそれから一生懸命練習しました」と苦笑交じりに語った。
坂口には「いい、ダメ、走るのがヘタクソくらいしか言われなかった」そうで、「けっこう走ったのにだいぶカットされた」と恨み節。坂口は「編集という忍術を使いました。でも、ポテンシャルは高くて、難しい技も体得してくれた」とダメ出しした上で持ち上げた。
一方の園監督は、この日が小倉との初対面で「素晴らしい。今も食い入るように見ています。拓の指導で花開いた。驚がくしました」とべた褒め。小倉は「大好きな監督なので、(立ち位置が)離れていても緊張します」と恐縮した。
撮影中の9月5日に20歳の誕生日を迎えた小倉に、花影が「サプライズでケーキを贈って、(搗宮と)3人で乾杯しました」と告白。だが、搗宮は「眠すぎて、20分くらいで解散になりました。それほど過酷だった」とあらためて撮影の厳しさを強調した。
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