秦基博&あいみょん「さよならくちびる」に楽曲提供! 小松菜奈、門脇麦が演奏&歌唱挑戦
2018年12月14日 06:00

[映画.com ニュース] シンガーソングライターの秦基博とあいみょんが、小松菜奈と門脇麦がダブル主演する映画「さよならくちびる」の劇中楽曲プロデュースを担当していることがわかった。秦は主題歌「さよならくちびる」、あいみょんは挿入歌「誰にだって訳がある」「たちまち嵐」を提供し、劇中では小松と門脇が演奏&歌唱に挑戦している。
塩田明彦監督がメガホンをとり、若者たちの切ない青春を描くオリジナル脚本を執筆。インディーズの音楽シーンで話題になった2人組女性バンド「ハルレオ」。それぞれの道を歩むため解散を決めたレオ(小松)とハル(門脇)は、バンドのサポートをする志摩(成田凌)とともに、全国をめぐる解散ツアーに出発する。しかし、レオは志摩に恋し、志摩はハルに思いを寄せ、そしてハルもまたレオに友情を越えた感情を抱いていた。複雑な思いを抱えながら各地でステージを重ね、3人はもつれた糸のように絡まり合う。
「最初に頂いた脚本にあった『さよならくちびる』という塩田監督の言葉を元に、小松菜奈さん、門脇麦さんの演じるハルレオの声、この映画の世界をイメージしながら曲を書きました」と振り返る秦は、「今回、お二人とレコーディングさせて頂きましたが、お二人の、飾らない真っ直ぐな歌声によって『さよならくちびる』という曲は完成するのだと改めて感じました」としみじみ。キャリア初の歌唱演技となる小松、そして門脇は、実際にギター演奏をしながら楽曲を披露できるようになるため、数カ月のトレーニングを重ねていたようだ。
「(脚本の)内容が身体に馴染むのが早かった気がします」と語るあいみょんは「たちまち嵐」について「楽観的だけど、芯のある楽曲をイメージしました。ぶつかりがちなハルとレオだけど、ふたりの出会いや今までの思い出が、気づかないところで互いを支えているんだなぁと感じましたし、旅人ハルにはレオという相棒が必然だった気がします」と説明。一方「誰にだって訳がある」に関しては「皆それぞれ、理由があって今その場に立っていて、好きな物にも嫌いな物にもきっと理由がある。傷つくこと、泣きたくなることや嬉しくなることにも。沢山の感情を背負って心臓を走らせ生きているハルとレオに、少し訳ありの歌を作りたいと思いました」とコメントを寄せている。
「さよならくちびる」は、2019年5月に全国公開。
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