高橋メアリージュン、1人2役に挑戦!「ダイイング・アイ」で三浦春馬を翻弄
2018年12月6日 07:00
[映画.com ニュース] 女優・モデルとして人気を博す高橋メアリージュンが、東野圭吾氏の小説をWOWOWが連続ドラマ化する「ダイイング・アイ」に出演していることがわかった。交通事故で死亡する女・美菜絵と、蠱惑的な謎の女・瑠璃子の“1人2役”に挑戦し、主演・三浦春馬を翻弄していく。
西麻布で働くバーテンダー・雨村慎介(三浦)はある夜、見知らぬ男に襲われ、記憶の一部を失ってしまう。それは、自身が1年半前に起こした交通事故に関するものだった。周囲から「嫌なことは思い出さない方がいい」としきりに忠告され、事故の真相に疑問を持ち始める。そして、人間離れした美しさを備えた喪服の女性・瑠璃子(高橋)が店に現れた時から、慎介は深淵な迷宮に迷い込んでいく。
WOWOWの連続ドラマには初出演となる高橋は、脚本を読んだ感想を「オープニングの描写が衝撃的で、撮影する前から画が脳裏に焼き付きました。交通事故の被害者・美菜絵にまず感情移入し、こんなことがあってはならないと胸が締め付けられました」と振り返る。展開されるミステリーに「惹き込まれるとともに色んな想像が掻き立てられ、怖くなり、その日はなかなか寝つけなかったです」と明かし、「ファンである東野圭吾さんの原作を演じさせて頂くことはひとつの夢だったので、本当に嬉しく、毎回宝物のように演じさせて頂きました。また、女優として挑戦できた役柄でした。全6話ですが、まるで12話分を撮っているんじゃないかというほど、濃厚な撮影期間でした」と充実の撮影風景を語った。
さらに1人2役に挑んだことについては、「ただの1人2役とは少し違うと思っていて、あるものだけを共通させて演じさせて頂きました」と述べる。瑠璃子に関して「特に声のトーンや人間離れした動きを意識しました。役によって着ける香水や下着を使い分けていました」といい、「美菜絵の時は、前日は普通に夜ごはんを食べていましたが、瑠璃子はあまり生命力を感じさせたくなかったので、撮影の前日は1日食べないようにしていました」と役づくりの工夫を説明した。
「ダイイング・アイ」は、2019年3月16日から毎週土曜午後10時に放送。全6話で、第1話は無料放送。
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