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マーベル・スタジオがアジア系スーパーヒーロー映画を準備

2018年12月5日 11:00

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マーベル・スタジオ10周年のポスター
マーベル・スタジオ10周年のポスター
(C)2018MARVEL

[映画.com ニュース]黒人のスーパーヒーローを描いたアメコミ映画「ブラックパンサー」で大成功を収めたマーベル・スタジオが、今度はアジア人を主人公にしたスーパーヒーロー映画の準備を進めていると、米Deadlineが報じている。

同スタジオは、「エクスペンダブルズ」や「ワンダーウーマン」の続編「ワンダーウーマン1984(原題)」の脚本家であるデビッド・キャラハムに、「シャン・チー(原題)」の脚本執筆を依頼。シャン・チーとは、1973年にカンフーの達人としてマーベル・コミックに初登場したアジア人のヒーローで、中国の国際犯罪組織のリーダーである父のもと武術を叩きこまれて育ったという設定。「燃えよドラゴン」(73)に端を発したカンフーブームに便乗して生み出されたキャラクターで、原作には当時のアメリカ人のアジア人に対する先入観や偏見が散見されるものの、映画版では描写を改めるそうだ。

架空のアフリカの国、ワカンダ王国の王ティ・チャラの物語を描くにあたり、スタッフ、キャストの大半を黒人で実現させた「ブラックパンサー」と同様、「シャン・チー(原題)」ではアジア系の俳優やスタッフを起用するという。中国系アメリカ人であるキャラハムを起用したマーベルは、現在、アジア系の映画監督を探しているという。


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