瑛太、藤沢周平原作の時代劇「闇の歯車」に主演!橋爪功と“対決”で「武者震い」
2018年11月30日 05:00

[映画.com ニュース] 藤沢周平氏のサスペンス時代長編「闇の歯車」が時代劇専門チャンネルで映像化され、俳優の瑛太が主演することがわかった。同局20周年記念作品の最後を飾る作品となり、橋爪功が好敵手役で共演。放送に先駆けて、期間限定の劇場公開も決定した。
舞台は、江戸の深川。闇の世界で日々の糧を得ていた佐之助は、行きつけの酒亭おかめで、謎の男・伊兵衛と出会う。儲け話を持ちかけられるも、危険な匂いを感じ席を蹴る佐之助だったが、同じ頃ふとしたきっかけでおくみという女と暮らすことに。彼女との未来にほのかな希望を抱く佐之助は伊兵衛の誘いに乗り、仲間となる男たちとともに、ある商家に眠る七百両を狙う。藤沢氏の作品では珍しいサスペンスとなり、監督は「鬼平犯科帳 THE FINAL」「剣客商売(北大路欣也版)」「三屋清左衛門残日録」シリーズを手がける山下智彦が務める。
凛々しい着流し姿を披露した瑛太は「念願かない、大先輩である橋爪さんと対決することになるのがとても楽しみです。初日に橋爪さんと目と目が合う芝居だけで、武者震いを隠せませんでした」と橋爪との共演に気合十分。さらに、「時代劇に精通している山下監督のもとで主演を務めることは、自分にとても大きな意味を持つことになるでしょう。監督は明るく面白いが、勢いがある。まさに『怪物』。初日の1カット目、威勢よすぎる掛け声『スターツ』を聞き、“作品に命を懸けて向き合っている”ことを感じました」と信頼を寄せ、「このスタッフ、キャストで作っていけば、台本を読んで想像した以上のものが生まれていくと確信してます」と手応えをにじませた。
時代劇専門チャンネルのオリジナル時代劇への出演は、今回で3作目となる橋爪は「これからお年寄りの方々が増えていく中で、シニア世代が楽しめるエンターテインメントが必要だと感じています。今回の作品は『義理人情』ではなく『サスペンス』が主軸。たくさん悪党が出てきて、誰に注目したらいいのかわからないくらい、いろいろな視点からお楽しみいただけると思います。こうした新しい形の時代劇も味わっていただければうれしいです」と話している。
「闇の歯車」は、2019年1月19日から東京・丸の内TOEIほか全国5大都市を中心に期間限定で上映。2月9日から時代劇専門チャンネルで放送。
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