ディズニー声優初挑戦の菜々緒、歌声ほめられ恐縮「本当かな」
2018年11月28日 14:00

[映画.com ニュース] 全米で首位デビューを飾ったディズニーアニメ最新作「シュガー・ラッシュ オンライン」の来日記者会見が11月28日、都内で行われ、リッチ・ムーア監督、脚本も手がけた共同監督のフィル・ジョンストン、プロデューサーのクラーク・スペンサーが出席。また、日本語吹き替え版声優を務める女優の菜々緒が登場し、ムーア監督から劇中で披露した歌声を「まるでプロの歌手」とほめられると、「うれしいような恥ずかしいような。本当かなと」と恐縮しきりだった。
前作「シュガー・ラッシュ」でゲームの世界を救ったラルフとヴァネロペの凸凹コンビが、本作では広大なインターネットの世界で大冒険を繰り広げる。ディズニー声優初挑戦となった菜々緒が演じるのは、過激なレース・ゲーム「スローター・レース」のカリスマレーサー、シャンク。抜群の運転テクニックとクールな強さを持ち合わせる役どころで、スペンサーから「菜々緒さんは本当にシャンクにぴったり」と太鼓判を押された。
当の菜々緒は「ドラマでは悪役が多くて、プリンセスのような役もやりたいんですけど、仕事が来なくて……。でも、悪役を演じているときが一番輝いている」と誇らしげ。「英語と日本語では、発声もリズムも全然違う」と吹き替え声優の難しさを振り返った。シャンクは主人公の一人、ヴァネロペが新しい世界に目覚めるきっかけになるキャラクターで「私自身は、いつか舞台に挑戦したい」と抱負を語った。
3度目のプロモーション来日を果たしたムーア監督は、「映画作りのご褒美といえば、こうして世界中を旅できること。大好きな日本で、作品を分かち合えてうれしい」と挨拶。一方、ジョンストン監督は初来日で「一緒に来た6歳の息子も大興奮だよ。まるでネットの世界を初めて見たヴァネロペみたいにね。僕自身もとても気に入っていて、日本に引っ越したいほど」と興奮気味に語っていた。
また、スペンサーは「私たちにとって、アニメに対する理解と情熱が桁外れの日本で、この作品を紹介できて、とても光栄。完成まで3年以上を費やし、すでに各国ですばらしい反応をいただいた。日本の皆さんにも早く楽しんでもらいたい」と話していた。
「シュガー・ラッシュ オンライン」は、12月21日から全国公開。
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