米映画通向けの動画配信サービス、19年春に“復活”
2018年11月24日 09:00

[映画.com ニュース] スティーブン・スピルバーグ監督、マーティン・スコセッシ監督、クリストファー・ノーラン監督、ギレルモ・デル・トロ監督ら有名監督たちによる嘆願を受け、いったんは閉鎖が発表されていた米インディペンデント系映画専門配信サービス「FilmStruck」が、異なる形で“復活”することになった。
FilmStruckは、米ケーブル局Turner Classic Moviesが立ち上げた映画ファン向けの動画配信サービス。往年の名作や外国語映画、インディペンデント映画などを専門に、2016年11月1日にアメリカで発足され、名作映画専門の定額制ストリーミングサービスとして映画通に支持されてきた。
先ごろ、米通信大手AT&T傘下となった親会社ワーナーメディアは、FilmStruckを11月29日に閉鎖すると発表。「FilmStruckにはとても熱心なファンがいますが、ニッチなサービスのままでした」と、ユーザーが拡大しなかったことを理由に挙げていた。
この報道を受け、スピルバーグ監督とスコセッシ監督は、ワーナー・ブラザース・ピクチャーズ・グループのトビー・エメリッヒ会長に継続を嘆願。さらに、ポール・トーマス・アンダーソン監督、ノーラン監督、デル・トロ監督といった有名監督や、レオナルド・ディカプリオ、バーブラ・ストライサンドといった有名俳優が連名で嘆願書を提出していた。
そしてこのほど、FilmStruckにライブラリーを提供していた世界の名作映画レーベルとして知られるクライテリオン・コレクションは、単独の動画配信サービスを2019年春にローンチすると発表。また、ワーナーメディアが来年下半期にローンチ予定の独自プラットフォームに、クライテリオン・コレクションが含まれることが明らかになった。有名監督たちの嘆願活動によって、AT&Tも軌道修正を余儀なくされたようだ。
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