佐々木蔵之介、対面した本物のナマケモノを賞賛!「ここに来ている時点で働き者」
2018年11月20日 21:00
[映画.com ニュース] BBCアース・フィルムズによるネイチャードキュメンタリー「アース アメイジング・デイ」の公開直前イベントが11月20日、都内で行われ、日本版ナレーターを務めた佐々木蔵之介、人気子役・早坂ひららちゃん、動物行動学者の新宅広二氏が登壇した。
全世界で120億円以上の興行収入を記録した「アース」から、約10年の時を経て帰ってきた第2弾。総勢100人の撮影チームが200台のドローンを使用し、世界22カ国で撮影を敢行した大規模プロジェクトだ。臨場感あふれる映像で、生き物たちに同じ目線で寄り添う物語が紡がれる。
作品の感想を問われ、佐々木は「役者として撮影現場の状況が分かっているからこそ、どんなカメラアングルなの? と分からなくなるくらい、アメイジングな映像です」と言葉に熱をこめ、「カメラマンの方はずっと偶然を待っていたわけではなく、生態学とか動物行動学を学んで、その場所、その時間を狙って向かっていったと聞いて驚きでした。本当に素晴らしい」と感動した様子。さらに、「『アメイジング・デイ』というタイトルの通り、僕たち人間と同じ、動物たちの日の出から日没、そして夜に至るまでの1日を描いている。動物と人間という関係ではなくて、同じ仲間だと感じられる映画でした」と、力強いメッセージを残した。
この日は“動物博士”を自称する佐々木とひららちゃんが動物クイズに挑戦。なかには佐々木自ら考案したクイズもあり、佐々木は「佐々木蔵之介さんからの問題! クジラはどうやって寝る?」と元気よく問題を読み上げた。作品を4回見たというひららちゃんは、迷いながらもクジラは頭を下にして縦向きで寝ると回答すると、佐々木は「頭が上か下かで大違いやからね」と、さらりとプレッシャーをかける。新宅氏が「縦になって寝ているのが正解ですが、理由は分かっていないんです。頭が上か下かは単なる寝相かもしれませんね」と解説すると、2人は不思議そうな表情を浮かべながら聞き入っていた。
また、劇中でメスへの求愛のために川を渡り、木を登るという活動的な一面を見せたナマケモノが登場。ナマケモノがお気に入りだと語る佐々木は「ここに来ている時点で働き者ですからね」と肩を持ち、ひららちゃんは「かわいい~!」とニッコリ。激しく動き回るナマケモノを気にしながらも無事に記念撮影を終え、佐々木が「ナマケモノくんも一生分の仕事をしたかもしれない」とねぎらうと、会場は笑いに包まれた。