草なぎ剛出演「まく子」につみきみほ、しずる村上ら！追加キャスト発表

(C)2019「まく子」製作委員会／ 西加奈子（福音館書店）

［映画.com ニュース］　直木賞作家・西加奈子氏の小説を映画化する「まく子」の追加キャストが発表され、「櫻の園」などのつみきみほ、お笑いコンビ「しずる」の村上純らが出演していることがわかった。

本作は、小さな温泉街に住む少年・慧が、転入生の不思議な少女コズエとの出会いを通して成長していく姿を描いた人間ドラマ。慧を「ちょんまげぷりん」「真夏の方程式」の山崎光、コズエを「Blue Wind Blows」の新音が演じるほか、慧の両親を須藤理彩と草なぎ剛が扮する。「くじらのまち」が第63回ベルリン国際映画祭などで高い評価を得た鶴岡慧子監督がメガホンをとった。

コズエの母親を演じるつみきは、大きな秘密を抱えているという役どころ。「今まで演じたことのないキャラクター設定でしたので、現場に入っていろいろ考え、やれる限りやらせていただきました。娘役の新音ちゃんはかわいいだけでなく、スケール感があり、役にぴったりだなと思いました」と共演を振り返った。

村上は、大人なのに子どもたちとばかり一緒にいる青年・ドノ役。映画出演は2作目となり、「とても優しく柔らかい作品で、“まく”と言ったら“くだ”くらいしかない僕がこの世界にお邪魔させてもらえるなんて、未だに身に余る思いです」と出演を喜んでいる。

そのほか、慧の担任・小菅役で橋本淳、生徒たちを優しく見守る校長役で小倉久寛、旅館のベテラン仲居キミエおばちゃん役で根岸季衣、ドノと心を通わす不登校児の類役で内川蓮生の出演が発表された。

「まく子」は、2019年3月から東京・テアトル新宿ほか全国公開。