「ブレイキング・バッド」映画化企画が進行中?11月中旬に撮影開始
2018年11月7日 17:00

[映画.com ニュース] 2013年に放送を終了した人気シリーズ「ブレイキング・バッド」が、映画化される可能性があることがわかった。ロケ地となる米ニューメキシコ州アルバカーキの地元紙アルバカーキ・ジャーナルが報じた。
「ブレイキング・バッド」は、がんで余命わずかと診断された高校の化学教師が、家族に財産を残すため、教え子とともに麻薬の精製に手を染めたことから、やがて裏社会で暗躍していく姿を描いたクライムサスペンス。米テレビ界最高の栄誉とされるエミー賞を2年連続で受賞している。現在、スピンオフドラマ「ベター・コール・ソウル」が放送中だ。
米バラエティによれば、「ブレイキング・バッド」の企画・制作総指揮を務めたビンス・ギリガンが企画する「Greenbrier」という“2時間の映像作品”が、「ブレイキング・バッド」「ベター・コール・ソウル」のロケ地でもあるアルバカーキで11月中旬から19年2月に撮影されるという。「Greenbrier」が映画なのか、テレビ用の特別番組なのかは明かされていないものの、企画の関係者は、物語が「『ブレイキング・バッド』のフランチャイズにあたる設定」であり、「誘拐された男の逃走劇と、自由を求める姿を描く」ことになると証言している。
なお、ブライアン・クランストン、アーロン・ポールら「ブレイキング・バッド」のメインキャストが新作に登場するかは不明だが、米Deadlineは、これから出演契約が交わされる可能性もあると報じている。
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