NBAスターの不調は老人役を頑張りすぎたから!?バスケ好き芸人RG「アンクル・ドリュー」徹底解説
2018年11月1日 18:00

[映画.com ニュース] 米NBA(ナショナル・バスケットボール・アソシエーション)のスター選手と、ハリウッドコメディ俳優の豪華共演が実現した映画「アンクル・ドリュー」のイベントが10月31日、大阪府内で行われ、お笑い芸人のレイザーラモンRG、NBA解説者の中原雄、音楽サイト「bmr」編集長の丸屋九兵衛が登壇した。
特殊メイクで老人に扮した現役NBA選手、カイリー・アービングがストリートボーラーに勝負を挑み、超人的プレイを披露するという、累計1億回再生を記録した米ペプシ社のドッキリCMを長編映画化。ストリートバスケのコーチをしている青年ダックス(リル・レル・ハウリー)が、かつての伝説のバスケ選手ドリューと出会い、ニューヨーク最大のストリートバスケの大会に挑む。CMに引き続き、アービングがドリューを演じるほか、シャキール・オニール、レジー・ミラー、クリス・ウェバー、ネイト・ロビンソンらNBAのレジェンド選手が集結した。
“バスケ好き芸人”としてNBAの知識も豊富なRGは「全くNBA知らない人でも大笑いできますし、知っている人たちは一秒たりとも目が離せません。最初にバババババっと有名人が出てくるんですけど、ヤバかったですよ!」と大興奮。RGが「この映画のMVPをひとり選ぶとしたらやっぱりクリス・ウェバーですよね」と名前をあげると、丸屋も「あの役はびっくりしますよ。彼は聖職者の役をしているんですけど、撮影スタッフが『なんでこんなに上手いの』と驚いたみたいなんです。後々聞いたら親父さんが聖職者だったんですって」と高い演技力の理由を説明した。
本作に出演する元NBA選手オニールについては、RGが「シャック(オニールのニックネーム)は本当に明るい人じゃないですか。でも、映画では結構シリアスな役をやるんですけど、ダンスシーンがあるんですよ」と見どころを紹介。中原は「やっぱりシャックはこの映画で抜群なんですよね。体重160キロくらいあるのに(なんで)そんなに踊れるねん」とキレキレダンスにツッコミをいれた。
最後に、主人公ドリューを演じたアービングに話が及ぶと、RGは「カイリー・アービング、この映画に入り込んだゆえにケガしてます。俺はそう思います。『アンクル・ドリュー』を頑張りすぎて、(出演した)次の年、全然シュートが入らなくなった」と考察してから、「現役のトップ選手が本当にこの映画にのめりこんでやったんだなと」とフォロー。「今年ドラフトでみんなに選ばれた根尾(昂内)くんが、中日で活躍したシーズンオフに『ドカベン』の実写版があって、殿馬(一人)の役をやる。それくらいすごいことやったということ!」と、アービングが本作に出演した衝撃を例えていた。
「アンクル・ドリュー」は11月9日から全国公開。
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