ノーベル賞受賞きっかけに完璧な妻の秘密が暴かれる 「天才作家の妻 40年目の真実」本予告公開
2018年10月30日 12:00

[映画.com ニュース] アカデミー賞に6度ノミネートされたグレン・クローズが主演する映画「天才作家の妻 40年目の真実」の本予告が公開された。クローズと彼女の実の娘であるアニー・スタークが同一キャラクターの現在と若き日を演じており、それぞれの熱演を見ることができる。
本作は、人生の晩年に差しかかった夫婦の危機を描く心理サスペンス。世界的な作家ジョゼフと、彼の創作を慎ましく支えてきた妻ジョーン。おしどり夫婦に見えた2人だったが、夫がノーベル文学賞を受賞したことで揺らめき、静かに壊れ始める。「危険な情事」「再会の時」などのクローズがジョーンを演じ、インディペンデント映画の最高峰を競う「第28回ゴッサム・インディペンデント・フィルム・アワード」で女優賞にノミネートされた。ジョセフ役で「パイレーツ・オブ・カリビアン」シリーズのジョナサン・プライスが共演している。
本予告は、ノーベル賞受賞の電話をジョゼフがとるところから始まる。隠し続けてきた秘密を記者に問い詰められるジョーンの姿や、ジョーンが結婚前に作家を目指していた時代が映され、女流作家は認められない世界に生きた若きジョーンをスタークが演じている。
クローズとスタークは、共に「アルバート氏の人生」に出演しているものの、本格的な共演は今回が初めて。クローズは「娘の演技に対しては、とても誇らしく思ったわ」と称え、「撮影の1週間前にみんなで読み合わせをしたのだけど、(順取りしているので)ジョーンというキャラクターの基礎は娘が作らなければいけなかった。その時に監督や脚本家と一緒に、キャラクターのバックストーリーを含めいろんな話をしたわ。そして娘の撮影のときは、あえて私は立ち会わなかった。母として、そういう選択をしたのよ」と語った。
「天才作家の妻 40年目の真実」は2019年1月26日公開。
(C)META FILM LONDON LIMITED 2017
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