「クワイエット・プレイス」監督、続編の脚本を執筆中
2018年10月30日 10:00

[映画.com ニュース] 低予算ながら全米で大ヒットを記録したホラー映画「クワイエット・プレイス」(公開中)で共同脚本・監督・主演の3役を務めたジョン・クラシンスキーが、既に製作が決定している続編「クワイエット・プレイス2(仮題)」の脚本を執筆中であることがわかった。米ハリウッド・レポーターが伝えている。
「クワイエット・プレイス」は、音に反応し人間を襲う“何か”によって荒廃した世界を舞台に、「音を立てたら、即死」という状況を生き抜く1組の家族の緊張感あふれるサバイバルを描いたサスペンスホラー。全米公開直後から批評家や映画ファンの絶賛評を集め、現在までに世界累計興行収入は3億3450万ドルを突破している。
10月17日(現地時間)、米ロサンゼルスのシルバー・スクリーン・シアターで行われたトークイベントに出席したクランシンスキーは、同作が一家の母親エヴリン役を演じた実生活での妻エミリー・ブラントと共に、夫婦として特別な思い出となる作品を作りたいという私的な願望から生まれたプロジェクトだったため、続編など考えてもいなかったという。「一度限りの特別な体験としてとっておきたかったからね。漠然としたアイデアは頭にあったんだけど、スタジオ側には『続編をやるなら他の人をあたってくれ』と伝えたよ」。
クラシンスキーの意志を尊重し、製作元の米パラマウント・ピクチャーズが監督候補との面談を重ねるなか、アイデアがどんどん膨らみ始めたというクラシンスキーは、「そのうちついに抑えきれなくなって、(プロデューサーの)アンドリュー・フォームに僕が温めていたいくつかのアイデアを話して聞かせたところ、『続投も含めて、もう少しじっくり考えてみてくれないか』って言われた。そうしたら何だか俄然やる気が沸いてきちゃって……(笑)。そんなわけで今まさに、続編の脚本を書いているところなんだ」と明かした。
「クワイエット・プレイス2(仮題)」は2020年5月15日に全米公開を予定しているが、クラシンスキーが脚本に加え再びメガホンをとるか否かについては、現時点で決まっていない。
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