高畑充希、刑事役に初挑戦！　TBS「メゾン・ド・ポリス」主演、共演に西島秀俊ら

［映画.com ニュース］　高畑充希が2019年1月期からTBS系でスタートする金曜ドラマ「メゾン・ド・ポリス」に主演し、刑事役に初挑戦することがわかった。クセの強い元警察官ばかりが住むシェアハウスを訪れ、振り回されながらも事件解決のため奮闘する新人・牧野ひよりに扮している。

原作は加藤実秋氏による人気小説シリーズ。柳町北署の新人・ひより（高畑）は、念願かなって刑事課に配属されて2年目、やる気に満ちあふれていた。そんなある日、「所轄内で人が焼かれる様子を収めた動画」がアップロードされ、捜査本部は5年前に起きた焼殺事件の模倣犯と見て捜査を開始。ひよりは、その事件を担当していた元刑事・夏目惣一郎から手がかりを得るべく、“メゾン・ド・ポリス”を訪ねる。そこは、元警察官のおじさんばかりが共同生活を送るシェアハウスだった。老眼、腰痛、高血圧持ちだが捜査の腕は超一流の“クセ者おじさんたち”と不思議なタッグを組み、ひよりは事件を追っていく。

TBSドラマに初主演する高畑は、「TBSの連続ドラマは『金八先生』以来です。10年ぶりに帰ってこられて嬉しいです！」と大喜びの様子。「痛快な刑事ドラマが好きで、10代の頃からよく見ていました。今回初めての刑事役ということで、ウキウキ楽しみな気持ちと、あんな難しいたくさんのセリフ覚えられるのかな……と不安な気持ちが五分五分です」と述べたが、「でも、素敵すぎるおじさま方が周りを固めてくださるとうかがって、ホッと！　先輩方の胸をお借りして、のびのび楽しく撮影出来たらな、と思います」とクランクインを心待ちにしている。

高畑の言葉通り、共演には西島秀俊、小日向文世、野口五郎、角野卓造、近藤正臣と、頼もしい面々が顔をそろえた。西島は元警視庁捜査一課の敏腕刑事・夏目を演じており、「夏目惣一郎は真面目で不器用な男です。そんな男が、おじさんしかいないシェアハウスに住んでいるという設定に不思議な魅力を感じています。高畑さんとは以前の作品では親子でしたが、今回はコンビという新しい関係でのお芝居が楽しみです」とコメントを寄せた。

また小日向は管理人として家事全般を担当する元警務課勤務・高平厚彦、野口はキザな口調で近寄ってくる元科学捜査のプロ・藤堂雅人、角野はジャージ姿で新聞を読んでいる元熱血刑事・迫田保、近藤は館のオーナーである元警察庁キャリア・伊達有嗣に扮している。なお演出は「キサラギ」「ストロベリーナイト」などの佐藤祐市監督が手がけ、脚本は「ストロベリーナイト」「キングダム」などの黒岩勉が執筆している。