小倉優香、映画初主演作品でくノ一に! 園子温が原案手がけた「レッド・ブレイド」12月公開
2018年10月10日 05:00

[映画.com ニュース] 日本を代表する鬼才・園子温監督が原案を手掛けた映画「レッド・ブレイド」が12月15日に公開されることがわかった。あわせて、忍者として成長していく少女を演じる小倉優香のくノ一姿を、映画.comが先行入手した。
“ミスター・バイオレンス”と呼ばれ、「コントロール・オブ・バイオレンス」を手掛けた石原貴洋監督がメガホンをとり、「冷たい熱帯魚」「新宿スワン」などで知られる園監督が紡いだストーリーを映画化。「HiGH&LOW」シリーズのアクション監督である坂口拓が総合演出を務め、伝説の忍者として出演も果たしている。抜群のプロポーションから“リアル峰不二子”として人気を集める小倉が主演を飾り、搗宮姫奈、花影香音、岩永ジョーイという若手キャストが顔をそろえた。
物語の主人公は、いじめられっ子の高校生・マコ(小倉)。ある日、下校途中のマコの前に愛読書「雷風刃」に登場する忍者・ヒロ(搗宮)とユウ(花影)が現れ、伊賀の世界に迷い込んでしまう。伝説の忍者・才蔵(坂口)指南のもと、忍者修行に励むマコだったが、「雷風刃」の悪人・原田勘助(岩永)が現実世界に出現してしまう。
映画初主演となる小倉は、作品の魅力を「本格的なアクションや忍術」と語り、「初めてのアクションへの挑戦で、できる限り特訓を受けたので、新しい挑戦をした私を見てほしいです!」とメッセージを寄せた。共演した搗宮は「全てのアクションの1つ1つの動きにちゃんとそれぞれのキャラクターの心があります」と撮影を振り返る。花影は「忍者風情溢れるロケーションにも注目です。さらに食事のシーンでの食べっぷりは一番自信があるので、そのモグモグシーンにも注目してみてください」と、アクション以外の魅力についてもアピールした。
石原監督は作品の見どころを「戦う女性の姿から『突き破るもの』を目撃してもらえたら嬉しいです」と語った。また、小倉への演出について「まだ誰も知らない表情を引き出すために静かな怒り、激しい怒りなど、怒りの表現にはかなり力を入れました」と明かし、「小倉さんは天性の持ち主なのか、撮影本番直前までバカ話をしてケラケラ笑っていても、カチンコが鳴った瞬間にスッと役に入り込むので監督としてはやりやすかったです。器用な方ですね」と絶賛した。
「レッド・ブレイド」は、12月15日から公開される。
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