4度目共演で相性抜群　K・リーブス＆W・ライダー2ショット場面写真公開

過去の経験から恋愛にあきらめや不安を抱いている偏屈男のフランクと毒舌女のリンジーが、互いに皮肉を飛ばしあいながらも徐々に惹かれあっていく姿を描いた同作。空港で偶然出会い、衝突を繰り返していたフランクとリンジーは、自分たちが同じ結婚式に出席することを知る。式場でも隣同士の席になり口論を繰り広げるが、次第に互いの共通点に気づいてく。

公開された写真は、いずれもフランクとリンジーの2ショットを捉えた8枚。最悪の出会いを果たした直後に飛行機の席で隣り合わせ、厳しい視線を向け合う険悪なムードたっぷりの場面にはじまり、うんざりする結婚式にいたたまれず、式場を抜け出して散歩をするフランクとリンジーの前に、とある動物が現れる場面、帰りの飛行機を降り、なぜかうつむき気味でタクシー乗り場へと移動する場面などが写されている。動物に遭遇した場面では、絶体絶命にもかかわらず皮肉の応酬を繰り広げ、帰りの空港では、気が重い結婚式の出席を終えて清々しいはずが、その顔はなぜかうつむき気味で、ぶつかり合っていた2人の別れ際の胸中を想像させる。

そのほか、不機嫌な表情でホテルへの迎えの車を待つ場面や、結婚式の会場付近で言い争う場面、別れを惜しむハグの様子など、2人の関係の変化を感じさせる写真がそろっている。メガホンをとったビクター・レビン監督は、フランクとリンジーを演じたリーブスとライダーについて「2人の化学反応はこの映画全体に欠かせないものだった」と、相性の良さをたたえており、90年代に一世を風びして以降、ハリウッドのドラマ・映画界をけん引してきた実力派のリーブスとライダーによる、熟練の会話劇が楽しめる一作になっている。