西島秀俊、岡山天音の“真顔”が笑いのツボ!?
2018年10月4日 21:05

[映画.com ニュース] 波瑠と西島秀俊の初共演作「オズランド 笑顔の魔法おしえます。」のプレミア上映会が10月4日、東京・TOHOシネマズ日比谷で行われ、波瑠と西島をはじめ、岡山天音、深水元基、中村倫也、濱田マリ、柄本明、メガホンをとった波多野貴文監督が登壇した。
夢と笑顔を与える遊園地の仕事に就いた主人公・波平久瑠美(波瑠)が、風変わりな上司・小塚慶彦(西島)、ひとくせもふたくせもある従業員たちに囲まれて成長していく姿を描く。熊本県に実際にある遊園地グリーンランドリゾートの全面協力のもと、夏季に撮影を敢行。「めちゃめちゃ暑かったです。熊本の夏、しびれましたね」という波瑠が「(グリーンランドは)本当に広いんです! アトラクションの数もすごいありました。空き時間に乗りに行ったんですけど、全然遊びきれなかった」と語るように、キャスト陣からは遊園地ならではのエピソードが相次いだ。
特徴的な制服姿で芝居をしていた岡山が「遊びに来ていたお客さんからアトラクションの場所を何回か聞かれましたね」と振り返ると、柄本も「しょっちゅう(従業員に)間違えられていました。『写真を撮ってください』と言われたり。そのうちわざと間違えられようかなと思って、ずっと立っていたりしました(笑)」と告白。一方、中村にとって印象深かった場所は「動物ふれあい広場」。「1時間くらいベンチに座って、ソフトクリームを食べながら、ずっと鴨とフラミンゴを見ていました。楽しかったですね~」と思い出に浸っていた。
近年は硬派な役柄が多かった西島だが、本作ではチャーミングな笑顔が多い役どころ。その点を問われると「結構笑っている作品とか出ているんですけどね。『とと姉ちゃん』とか。『奥様は、取り扱い注意』でもちゃんとニコニコしてますし…」と首をかしげていたが、一転「確かに今回は公安でもないですし、殺し合いもしていないので(笑)。そういう意味でいえば珍しい作品ですね」と納得の表情。「ぶっきらぼうな上司を演じていたはずなんですけど、完成した作品を見ると『あれ? 俺、こんなに笑ってたっけ?』と思うほど。共演者の皆さんとの空気が良くて、よっぽど楽しかったんでしょうね」と語っていた。
すると「西島さんがたまに僕の顔を見て笑っていた」と暴露した岡山。「短い期間だったんですが、以前にも何回か共演させていただいたことがあったんです。その時から僕が芝居中に“真顔”でいると、カットがかかった瞬間『いやぁ、天音君は本当に面白いよね』と。特に何もしていなかったんですけど、僕の顔がツボだったみたいです。覚えていますか?」と言葉を投げかけられた西島は「覚えてるよ。笑っちゃうんですよね、天音君を見ると(笑)。好きなのよ? でも、毎回噴いちゃうんですよね」と仲の良さを見せつけていた。また、この日はゆるキャラ・くまモンも駆けつけ、波瑠に花束を贈呈していた。
「オズランド 笑顔の魔法おしえます。」は、10月26日から全国公開。
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