ファン・ビンビン、脱税を謝罪 追納額は約147億円
2018年10月4日 20:00

[映画.com ニュース] 今年5月に脱税疑惑が浮上して以来いまだ失踪を続けている中国のトップ女優ファン・ビンビンが、税務当局による支払い命令を受けて脱税の事実を正式に認め、SNSを通じて謝罪文を発表した。バラエティなど複数の米メディアが報じている。
税務当局は、ファンが二重契約の手口を用いて映画の出演料を過少申告した疑いがあるとして、6月から調査を進めてきたが、その結果、約1億4000万元(約23億円)の脱税が発覚。中国国営新華社通信は3日、当局がファンと関連企業に対し、追徴課税金と滞納金を含む8億8300万元(約147億円)の罰金を支払うよう命じたことを明らかにした。
ファンは同日、中国版ツイッターとして知られる「ウェイボ」に、「謝罪の手紙」と題した長文を投稿。ブルース・ウィリス主演、シャオ・ファン監督の戦争アクション「Air Strike(原題)」をはじめとする多数の出演作で、二重契約を利用し脱税したことを認めたファンは、「欲に目が眩んで法を犯したこと、長年にわたり国家の利益より個人の利益を優先させたことを、心から恥じています。税務当局によって課せられた罰を全面的に受け入れます」としたうえで、「今後は著名人として、自国の映画業界ならびに社会にとって良き手本となるよう努めていく所存です。信頼を裏切り、失望させてしまった国家と国民、ファンの皆さんに許しを乞うとともに、改めて深くお詫びいたします」と陳謝した。
ちなみに新華社通信によれば、税務当局はファンが期限内に罰金を全額支払えば、刑事責任は問わない意向だという。
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