松田龍平、演技初挑戦・窪塚愛流の不安を自己流舞台挨拶で拭い去る!?
2018年9月8日 14:18

[映画.com ニュース] 脱サラ棋士・瀬川晶司五段の自伝的小説を映画化する「泣き虫しょったんの奇跡」の公開記念舞台挨拶が9月8日、東京・TOHOシネマズ シャンテで行われ、主演の松田龍平、共演の永山絢斗、渋川清彦、新井浩文、松たか子、窪塚愛流、メガホンをとった豊田利晃監督、瀬川五段が登壇した。
9月7日に全国144館で封切られた本作は、1度は将棋の道を諦めサラリーマンとなったしょったんこと晶司(松田)が再びプロ棋士を目指すさまを描く。渋川は「今日はマンモスありがとうございます。マンモス嬉しいです。なんでかわからないけど、すごく気分が上がっていて、泣きそうな感じがあります」という自身が演じたキャラの設定を交えて挨拶。すると「(初日公開は)ただただ嬉しいです。感極まってます」と胸中を吐露した松田も「ありがとマンモス」と引用してみせた。
俳優・窪塚洋介の息子としても知られる窪塚愛流は、中学時代の晶司役で演技初挑戦。舞台挨拶自体も初めての経験だったため、「生まれて初めて映画の撮影をしたので、上手く演技ができるか不安だったんですけど、自分なりに精一杯やろうと思いました」と緊張の面持ち。「(撮影では)ちゃんと堂々としていた」と振り返った豊田監督は、「どんどん映画に慣れていっていましたね。途中、天気の都合で撮影の順番がとんだ時があったんですよ。1カ月くらい会わずにいたら、身長が伸びている。(シーンとの)つながりだけが心配でしたね(笑)」と語っていた。
「待ち時間はずっと将棋を指していました。ひと時足らずとも将棋を忘れていなかった」と思い出に浸っていた松田だったが、語りの終着点を見失ったらしく「あー!ダメだ! 途中で失速した」と迷走。「愛流くんが初めての登壇だから、豊田さんが『いじろう、いじろう』と言っていた」と明かした新井は、「多分龍平の挨拶を見てホッとしたんじゃないかな。20年やってこれかと(笑)」と松田をいじり倒して、場内の笑いを誘っていた。
この日は、本作を通じて瀬川五段の指導を受け、将棋文化の普及に貢献した松田に対して、日本将棋連盟常務・森下卓九段から“初段免状”が贈呈されることになった。「全然弱いんですけど。大丈夫ですか?」と驚きを隠せない様子の松田だったが、免状を受け取ると「松田初段です」とドヤ顔。「僕に挑戦したい方がいれば、どしどし受けて立つんで」と客席に言葉を投げかけていた。
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