佐藤二朗が「ルイスと不思議の時計」で洋画実写吹き替え初挑戦!
2018年8月23日 08:00
[映画.com ニュース]個性派俳優の佐藤二朗が、「ハリー・ポッターの原点」とも言われるジョン・ベレアーズの小説を映画化したファンタジー「ルイスと不思議の時計」で、洋画実写吹き替えに初挑戦していることがわかった。佐藤が演じるのは、ジャック・ブラック扮するポンコツ魔法使い。公開された特報では、佐藤のコミカルな声の演技を楽しむことができる。
両親を亡くし、叔父のジョナサン(ブラック)の屋敷で暮らすことになった少年ルイス(オーウェン・バカーロ)。二流のポンコツだが実は魔法使いのジョナサンと、不思議な時計がいっぱいの屋敷で新生活を始める。やがて、世界を破滅に導く時計の存在を知ったルイスは、隣に住むエリート魔女ツィマーマン(ケイト・ブランシェット)も巻き込んで、世界を救うために奮闘する。
佐藤は今回の吹き替えについて「ブラックさんを『スクール・オブ・ロック』で拝見して、すごく良い俳優さんだと思っていたので、光栄だと思って(吹き替えを)やりました」と喜びを語った。さらに、「ブラックさんは良い意味でふざけたイメージがありますが、今回は、おちゃらけているけど甥っ子のルイスをすごく大事にしていたりなど、真剣な芝居を見られたので、僕もそこは外さないように一所懸命やりました」と回想した。
ジョナサンとの共通点は「ポンコツ」だという佐藤は、「僕は日本でポンコツの10人くらいに入ると思います」と説明。「長くなるので全部は言いませんが、まずは寒さに弱くて暑さに弱い、非常に面倒な体質なんです。弱いものがたくさんあって、静電気にも弱いです。あと嫁、お化け屋敷にも弱いし、方向音痴です。あとは高いもの、ジェットコースターは絶対ダメです」と立派なポンコツエピソードを披露している。
「ルイスと不思議の時計」は、10月12日から全国公開。