元国連職員の実体験を映画化「バグダッド・スキャンダル」予告編&場面写真公開
2018年8月23日 20:15
[映画.com ニュース]国連史上最悪の政治スキャンダルを題材にしたポリティカル・サスペンス映画「バグダッド・スキャンダル」の予告編と場面写真が公開された。
元国連職員のマイケル・スーサン氏が実体験を基に執筆した2008年のベストセラー小説が原作。国連事務次長の特別補佐官マイケルが迫る、イラクでの人道支援計画の裏に隠された巨大な汚職事件を描く。マイケル役をテオ・ジェームズが務め、事務次長パシャをベン・キングズレーが演じる。
予告編は、マイケルがフセイン政権下で混乱するイラクの実情を眺め困惑する場面から始まる。書類をシュレッダーにかける事務次長、事件を捜査するCIA、謎の死を遂げた前任者、マイケルに警告する謎の女性など、不穏な要素の数々がおさめられた、緊張感あふれる映像に仕上がっている。
「バグダッド・スキャンダル」は、11月3日より東京・シネマカリテほか全国順次公開。