ジェームズ・ガン、ディズニー会長と会談 再雇用の望み断たれる
2018年8月22日 11:00

[映画.com ニュース]過去の不適切なツイートを理由に「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー3(仮題)」から降板させられたジェームズ・ガン監督に、復帰の可能性がないことが決定的になった。米バラエティが独占で報じている。
小児性愛やレイプなどをジョークにした過去のツイートが米保守系ブロガーによって発掘・拡散されたのを受け、マーベル・スタジオの親会社である米ウォルト・ディズニー社は7月20日、ガン監督を人気シリーズ第3弾から解雇すると同時に、今後一切のビジネス関係を解消すると発表。だがその直後から、ガン監督の再雇用を求めるオンライン署名運動が多数立ち上がったのに加えて、クリス・プラットら主要キャストが公開書簡で復職を求めるなど、異例の事態にまで発展していた。
ガン監督のマネージメントを手がける米大手タレント事務所UTA(ユナイテッド・タレント・エージェンシー)が、ガンにもう一度チャンスを与えるよう強く訴えた結果、このほどウォルト・ディズニー社のアラン・ホルン会長との直接会談が実現。しかし同紙が関係者から入手した話によれば、ホルン会長が会談に応じたのは、あくまでわだかまりを解くための社交辞令に過ぎず、会談はプロらしく穏便に進められたものの、ディズニー側としてはガン監督を再雇用する気などはなからなかったという。
また、内部事情に詳しい別の情報筋によると、マーベル・スタジオ社長のケビン・ファイギは出張中だったため会談には出席できなかったが、ディズニーの下した決定を支持しており、出張先から戻り次第、ガンに代わる新たな監督探しを始める予定とのことだ。
「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー3(仮題)」は当初、来年早々に撮影開始を予定していたが、ガン監督がすでに書き上げている脚本をそのまま生かすか否かも含めて、今回の監督交代劇が製作スケジュールに影響を及ぼすことは必至だろう。

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