吉田栄作が“伝説の天才雀士”アカギに!実写「天」で岸谷五朗と初共演
2018年8月1日 18:00
[映画.com ニュース] 俳優の吉田栄作が、福本伸行氏による人気漫画を岸谷五朗主演でドラマ化する「天 天和通りの快男児」に出演していることがわかった。悪魔的な才気や、その生き様が絶大な人気を博す“伝説の天才雀士”赤木しげるに扮し、岸谷と初共演を飾っている。
「賭博黙示録カイジ」「アカギ ~闇に降り立った天才~」などで知られる福本氏が、1989~2002年に連載した漫画が原作。麻雀の「理」に対して深い造詣を抱き、雀荘で素人相手に荒稼ぎしていた井川ひろゆきは、ある日、麻雀の請負業(=代打ち)を営む天貴史(岸谷)と出会う。無類の勝負強さを誇る天に憧れ、麻雀の世界に没入していくひろゆきだが、やがて神域の男と呼ばれる赤木しげる(通称:アカギ)、関西屈指の現役最強雀士・原田克美らと邂逅を果たし、“裏麻雀界”の頂点を決める戦いに挑んでいく。
本作で登場したアカギはカリスマ的人気を獲得し、若き日の彼を主人公にしたスピンオフ作品「アカギ ~闇に降り立った天才~」が92年からスタート。約20年にわたって描かれた“鷲巣麻雀編”は多くの話題を呼び、今年2月には27年間におよぶ連載が終了。単行本の累計発行部数は1200万部を突破している。
原作ビジュアルを再現し撮影に臨んだ吉田は、「ビジュアルを寄せることで気持ちからキャラクターに近付き、その世界観を映像の中でも再現出来たらと考えています」と明かし、「赤木の打つ麻雀やセリフは、経験から来る『自信』と『センス』、そして風向きさえ味方にする『強運』で勝ち続けた裏付けのある結果なのだと思います。雀神とまで呼ばれる赤木には全く及びませんが、自分がこの世界で生き続けて来られた経験をセリフに投影してみたいと思っています」と意気込む。
岸谷との共演については、「天役が岸谷さんだと聞き、何と言うか……ぴったりだと思いました。ビジュアル撮影の日にヘアメイクを終えた岸谷さんが現れた時、そこにはまさに天がいました! 存在感ですね。今回も楽しみながらも熱い、背中でものを語る岸谷さんの天が今からとても楽しみです」と興奮気味。そして、改めてアカギ役に対し「やっぱり麻雀、もちろん劇中でもカリスマでもあるでしょうし、コミックのファンの方々の中でもそうで、セリフ一つ一つが本当にこう元々重いのと、彼のこれまでの人生すべて詰まった一言一言が一局一局、一牌一牌に込められていると思うんです。だからそれをしっかりとやるために、これまでの自分の人生とかなんかそういうものをしっかり投影しないといけないかなと思います」と熱い思いを語った。
「天 天和通りの快男児」は、今秋からテレビ東京で放送し、「Paravi」でも配信される。
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