【コミコン2018】アンドリュー・リンカーン「ウォーキング・デッド」卒業を認めファンたちに感謝
2018年7月21日 15:00
[映画.com ニュース] 人気サバイバルドラマ「ウォーキング・デッド」で主人公リック・グライムス役を演じるアンドリュー・リンカーンが7月20日(現地時間)、米サンディエゴで開催中のポップカルチャーイベント「コミコン・インターナショナル・サンディエゴ」で、同番組を10月から始まる第9シーズンで卒業することを自らの言葉で発表した。
パネルは新シーズンの予告編上映からスタート。リンカーン演じるリックは、長かったヒゲをそり落とし、短髪に。シーズン1から同作を率いてきたリンカーンは、その話題から話しはじめた後、「みんなに伝えたいことがあるんだ」と次シーズンで同作を卒業することを認めた。込み上げる感情を抑えるように「劇中でたくさん泣きわめいてきたから、ここでは泣かないって約束するよ」と語り、「この作品が大好きです。その一言につきます。僕のキャリアでとてつもなく素晴らしく美しい経験をさせてもらいました」と共演者や制作陣、ファンに感謝を述べた。
ファンとの質疑応答で、「リックを演じて乗り越えるのが大変だったことと、今後の予定」を尋ねられたリンカーンは、「しばらく休みをとるよ」と、当面は家族との時間を過ごすことを告げ、「リック・グライムスというキャラクターのことも、一緒に番組をつくり、ここで一緒に座っているみんなのことも心から好きだ」と、改めて作品への思い入れを語った。最後は、ダリル役のノーマン・リーダスを筆頭に登壇したキャスト・制作陣に対し、6500人規模のホールHを埋め尽くしたファンたちからスタンディングオベーションが送られた。
お披露目された予告編では、リック(リンカーン)たちがコミュニティの構築に注力する様子をはじめ、マギー(ローレン・コーハン)の子どもや、牢につながれたニーガン(ジェフリー・ディーン・モーガン)が映し出されたほか、「ファンタスティック・ビースト」シリーズのダン・フォグラー演じるルークや、ローレン・ライドロフが演じるシリーズ初のろうあのキャラクター、コニーら、新キャラクターもお披露目。さらに、サマンサ・モートンが悪役アルファ役で参戦することも、制作総指揮を務めるロバート・カークマンから発表された。
「ウォーキング・デッド」シーズン9は10月7日から全米で放送。