【コミコン2018】鳥山先生に届け!「ドラゴンボール超」英語声優がファンと一緒に“元気玉”
2018年7月20日 13:20
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[映画.com ニュース] 人気漫画家の鳥山明氏が原作・脚本を手がける劇場版アニメーション「ドラゴンボール超(スーパー) ブロリー」のプレゼンテーションが7月19日(現地時間)、米サンディエゴで開幕したポップカルチャーイベント「コミコン・インターナショナル・サンディエゴ」で開催。鳥山氏の代理人として集英社の伊能昭夫氏、「ドラゴンボール改」「ドラゴンボールZ 復活の『F』」の林田師博プロデューサーが、英語吹き替え版の悟空役の声優ショーン・シュメル、同じくベジータ役などの声優を務め、同作のプロデューサーも兼ねるクリストファー・サバトらとともに登壇した。
人気アニメ「ドラゴンボール」の劇場版第20弾は、「宇宙最強の戦闘民族・サイヤ人」がテーマ。超サイヤ人ゴッド、超サイヤ人ブルーへと進化してきた悟空らサイヤ人の“強さの原点”に迫っていく。「最大の敵、サイヤ人」として、劇場版のオリジナルキャラクターで海外でも高い人気を誇る“伝説の超サイヤ人”ブロリーが参戦する。
シュメルは「いつもはおしゃべりなのに、今日は言葉が出てこない」と、6500人規模の会場を埋め尽くしたファンに圧倒された様子。それでも、「日本の関係者たち、とりわけ鳥山明先生に、感謝を込めて元気玉を送りたい」とファンたちに起立を呼びかけ、大歓声の中、両手のひらを高く頭に掲げた“元気玉”のポーズを決めた。
「はしゃぎすぎちゃったよ」と緊張がほぐれたシュメルに対し、会場の一体感を目の当たりにしたサバトは「僕も混ざりたかった」とぼやき節。「ベジータは、カカロットのやることに参加したがらないからね。ちょっとヤキモチやいちゃったから、次のパネルの人たちが君たちよりもいい元気玉が出せるように訓練しようかな」と、うらやましがった。
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日本でもほぼ同時刻に公開された予告編の英語字幕版と英語吹き替え版がそれぞれお披露目され、ブロリーが悟空、ベジータ、フリーザそれぞれと一戦交える姿に大歓声が挙がった。伊能氏は「サイヤ人の秘密、悟空とベジータの過去、ブロリーの登場。脚本を鳥山先生ともっともっととやっているうちに、内容がもりだくさんになってしまいました」と告白。キャラクターと背景の担当者を変え、鳥山先生の絵に寄せることと、現代らしい新しさを加えたと明かし、悟空、ベジータ、ブロリーそれぞれの進化の段階が示され、はじめて赤髪のベジータの姿も披露した。
イベントには、米プロレス団体WWEのコフィ・キングストンとザック・ライダーが参戦。「ドラゴンボール」の魅力を「成長が描かれているところ。悪い奴が、戦いを通していい奴に成長する。これはレスリングにも共通するんだ」(キングストン)、「レガシーがあって、世代を超えて語り継がれる戦いが繰り広げられる」(ライダー)と語り、熱い思いをファンたちと分かち合った。
会場周辺のマリーナテラスには、「ドラゴンボール ノースアメリカツアー2018」と題した特設エリアを展開。天下一武道会をはじめ、スカウターやくりきんとんが用意されたフォトブースでの記念撮影を楽んだり、カードゲームニ興じたりと、英語だけでなく、スペイン語も飛び交い、年齢も老若男女問わず笑顔をみせていた。
「ドラゴンボール超(スーパー) ブロリー」は12月14日から全国公開。米国では、翌19年1月に公開される。
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