趣里×菅田将暉「生きてるだけで、愛。」11月9日公開! 特報&ビジュアル完成
2018年7月5日 07:00

[映画.com ニュース] 小説家、劇作家、演出家とマルチに活躍する本谷有希子氏の傑作小説を実写化する「生きてるだけで、愛。」が、11月9日に公開されることが決定。あわせて、主演を務める趣里、共演の菅田将暉をとらえたティザービジュアルと特報映像もお披露目された。
第135回芥川賞・第18回三島由紀夫賞の候補となった本谷氏の同名小説を、「AKB48」や「Mr.Children」のミュージックビデオを手がけた映像ディレクター・関根光才のメガホンで実写映画化。どうしようもない寂しさを抱える女、他人と本音で向き合おうとしない男を中心に、過激で滑稽、そして切実な愛を描く。
ティザービジュアルには、過眠症で引きこもり気味なヒロイン・寧子(趣里)、出版社でゴシップ記事の執筆に明け暮れる恋人・津奈木(菅田)の姿を活写。自分をコントロールできず、日々理不尽な感情を爆発させてしまう寧子、仕事にやりがいを感じることができず、人間関係にも期待しなくなってしまった津奈木。そんな2人の密かな願いを表すような「ほんの一瞬だけでも、分かり合えたら。」というキャッチコピーが添えられている。
「多分、私たちが分かり合えたのなんて、ほんの一瞬ぐらい」という寧子の切ないナレーションで始める特報映像は、不器用な寧子と津奈木の“愛の不安”と“期待”をかき立てる仕上がり。鮮やかで独特な色づかい、生身の人間に宿る心の艶かしさとざらつきを映し出した16ミリフィルムの質感など、長編監督デビューとなった関根監督の才能がいかんなく発揮されている。
そして、作品にさらなる深みを与えているのが、映画音楽作曲家でありシンガーソングライターの世武裕子が歌うテーマソング「1/5000」だ。「あわい あまい めまい」と韻を踏みながら紡がれていく印象的な歌詞は、森山直太朗への楽曲共作者としても知られる詩人で作詞家の御徒町凧とのタッグで生み出されたもの。アンニュイながら確かな温かみを感じさせるメロディは、寧子や津奈木の心情ともしっかりリンクしている。
「生きてるだけで、愛。」は、趣里と菅田のほか、田中哲司、西田尚美、松重豊、石橋静河、織田梨沙、仲里依紗も出演する。11月9日から東京・新宿ピカデリーほか全国公開。
(C)2018「生きてるだけで、愛。」製作委員会
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