「パンク侍」綾野剛の体当たりアクションに北川景子「命削ってる」と絶賛
2018年7月5日 21:00

[映画.com ニュース] 石井岳龍監督作「パンク侍、斬られて候」の大ヒット御礼舞台挨拶が7月5日、東京・新宿バルト9で行われ、主演の綾野剛と北川景子が登壇した。
芥川賞作家・町田康氏が2004年に発表した同名時代小説を、宮藤官九郎の脚本、石井監督のメガホンで映画化。“超人的剣客”を自称する浪人の掛十之進(綾野)が、自ら招いた大惨事に七転八倒するさまを描いた。北川は、物語の鍵を握るミステリアスなヒロイン・ろんを演じた。
綾野は、「この作品が心底すばらしい作品になるのではないかという夢見心地な部分からスタートした」と熱弁。「何十年も出てくることのない熱量がこの作品にはあると自負しています」と思いの丈をぶつけると、聞き入っていた観客から大きな拍手が送られた。
公開初日の舞台挨拶で綾野が「ひでえ現場だった(笑)」と吐露したことから、初公開のメイキング映像が上映された。綾野が丘を飛び跳ねるように駆け下り、10人斬りに挑むなど数々のアクションをこなす姿を中心に、浅野忠信、永瀬正敏、國村隼、豊川悦司らキャストたちのインタビューを交えながら、エネルギッシュな撮影風景が明かされた。
見終わるなり、「やっぱりドン・キホーテでしょ。風車と戦っているような感じ」と綾野。「一番ケガの多かった現場」だったと言い、「自分がやるもんだと思ってたというか、監督も当たり前のようにぼくができるような雰囲気で言うんで、その雰囲気に乗ってみたって感じです」と吹き替えなしでアクションシーンに挑んだ経緯を説明。現場では危険や痛みをものともしていなかったようで、北川は「超人」「いろんな場面で命削ってる」と称賛していた。
一方の北川は、撮影中に「わたしが一番やりたかったことはこういうこと」と豪語していた自分の姿に、「楽しかったんですよ。撮影の技法や監督の感覚がパンクで、いままで経験したことがない撮影の数々だったので、ちょっと覚醒しちゃってました」と振り返りつつ、「いま見るとちょっとはずかしい」と照れ笑いを見せた。
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