デビッド・リンチ、米アマゾンでTシャツショップをローンチ
2018年6月20日 11:00
[映画.com ニュース] 伝説のテレビシリーズの25年ぶりとなる続編「ツイン・ピークス The Return」で話題を集めた奇才デビッド・リンチ監督が、米アマゾンにTシャツストアを開業した。
オリジナルのコーヒーブランドをはじめ、「ツイン・ピークス」をモチーフにしたビールやスケートボードなど、すでに幅広い分野でマーチャンダイズ事業を展開しているリンチ監督だが、アパレル業界に本格的に進出するのは今回が初めてとなる。米Indiewireによれば、「スタジオ:デビッド・リンチ」と名づけられたストアでは、リンチ監督自らの手によるオリジナルデザインをフィーチャーしたTシャツ25種類を販売。全品26ドル(約2800円)というお手頃価格に加えて、サイズもSから3Lと豊富に取り揃えられているとのことだ。
「ブルーベルベッド」や「マルホランド・ドライブ」、「インランド・エンパイア」など、奇妙で幻想的な作品群で知られるリンチ監督が自らデザインしたものだけに、落書き調に描かれた恐竜やタコ、トンボなど実在の動物から、彼以外には思いつきそうもない奇抜なクリーチャーまで、アートワークもユニークなものばかり。「ツイン・ピークス The Return」の第2話「星々が巡り 時が正体を現す」を彷彿とさせる球状の物体描かれた、「ターキー・チーズ」「チキンヘッド・ブルー」といった変わり種も含め、リンチ監督ならではの美的センスが炸裂するオリジナルTシャツは、ファンならずとも欲しくなること間違いなさそうだ。