「音量を上げろタコ!」主題歌は阿部サダヲ&吉岡里帆!HYDE、あいみょんらが楽曲提供
2018年6月20日 05:00

[映画.com ニュース] 主演・阿部サダヲ、ヒロイン・吉岡里帆の三木聡監督作「音量を上げろタコ!なに歌ってんのか全然わかんねぇんだよ!!」の主題歌を、人気ロックバンド「L'Arc-en-Ciel」のボーカルでソロアーティストとしても活躍するHYDE×いしわたり淳治、新星シンガーソングライターのあいみょんの2組が手がけ、阿部と吉岡がそれぞれ歌唱を担当することがわかった。
本作は、三木監督が原案・脚本を兼ねたオリジナル作品。4オクターブの音域と、すべての人の心を打つ声量を持つロックスター・シン(阿部)には、その歌声が“ 声帯ドーピング”によって作られているという秘密があった。長年にわたるドーピングの副作用で喉は限界に近づき、声が出なくなる恐怖に怯えていたシンは、ある日歌声が小さすぎるストリートミュージシャン・ふうか(吉岡)と運命の出会いを果たす。
阿部が歌うのは、作曲・HYDE、作詞・いしわたりの楽曲「人類滅亡の歓び」。HYDEは、楽曲提供について「監督のイメージを具現化していったら恐ろしい曲になりました(笑)。シンとの共通項も多く、時期的にもお互いパクったわけではないのですが、シンと僕のアー写がそっくりだったので驚きました。僕はドーピングしてませんよ!」とコメント。いしわたりは、「『声帯をドーピングしてとんでもない声を出すカリスマ的ロックスターの歌詞なんですけど……』なんていう言葉で笑いながら始まる打ち合わせは、おそらくこの先の人生でも二度とないでしょう」と制作期間を振り返っている。
一方、吉岡が歌う「体の芯からまだ燃えているんだ」を作詞・作曲したあいみょんは、「あの日聞いた音や声、見たものすべてが今日の自分に語りかけてくるように、体の芯を燃やす感覚をいつになっても忘れたくないです。テンションを上げて行こう!」と楽曲への思いを語っている。
三木監督は、この“ダブル主題歌”に「HYDEさんといしわたりさんの曲、格好良すぎて脳下垂体からアドレナリンが噴出します。あいみょんさんは、心をグラグラと揺らされる歌を作って下さいました」と歓喜。「どのアーティストも最強過ぎ。ちょっとしたフェス状態で心も体も震えます。阿部サダヲ・吉岡里帆という2人のパフォーマーがその曲に対してどう立ち向かっているのか、ご期待ください」と期待をあおっている。
さらに、挿入歌にも豪華アーティストが集結。5人組バンド「never young beach」の安部勇磨が作詞・作曲し、同バンドがアレンジに参加している「夏風邪が治らなくて」や、7月での“完結”を発表している「チャットモンチー」橋本絵莉子が、ソロとして手がけた「まだ死にたくない」「ゆめのな」、「グループ魂」の富澤タクによる「遊ぶ金欲しさの犯行」、プログレッシブ・ロックバンド「八十八ヶ所巡礼」の「肩噛むな!」が本編を彩る。
「音量を上げろタコ!なに歌ってんのか全然わかんねぇんだよ!!」は、10月12日から全国で公開。
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