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正体不明の女の訪問で“恐怖の一夜”が幕を開ける…「インサイド」本編映像入手

2018年6月15日 12:00

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“音のない世界”を生きる女性が経験する最悪の一夜を描く
“音のない世界”を生きる女性が経験する最悪の一夜を描く
(C)2016 NOSTROMO PICTURES SL / INSIDE PRODUCCION AIE / GRAND PIANO LLC

[映画.com ニュース]耳の不自由な女性が正体不明の女に襲われるシチュエーションスリラー「インサイド」の本編映像を、映画.comが先行入手した。“恐怖の一夜”の幕開けを予感させる、緊迫感にあふれた冒頭シーンをとらえている。

スペイン一家監禁事件」のミゲル・アンヘル・ビバス監督がメガホンをとった本作は、“音のない世界”を生きる女性が経験する、最悪の一夜を描く。不運な交通事故によって夫を亡くし、自身も補聴器なしでは耳が聞こえない状態になってしまったサラは、生まれてくる子どもを心の支えにして暮らしていた。そんなある晩、見知らぬ女が家に侵入し、サラに襲いかかる。補聴器は壊れ、助けもこない。さらにはサラの陣痛がはじまり、絶体絶命の状況に陥る。「P2」のレイチェル・ニコルズが主人公サラ、「マルホランド・ドライブ」のローラ・ハリングが正体不明の女を演じている。

本編映像は、自宅でくつろいでいたサラが、突如鳴り響いたドアを叩く音に表情を強張らせる光景からスタート。ドアスコープを覗いてみると、そこには影で顔が隠れた女性の姿。サラは、女の顔を確認するべく外灯のスイッチを入れるが、なぜか電気がつかない。やがて、女は「(クリスマス)イブにすみません。車が壊れて電話したいの」と訪問の理由を明かす。

執ように「ドアを開けて」と訴える女に対し、不穏な雰囲気を感じとるサラ。「主人が寝てるの。ドアは開けない」と嘘の言い訳でやり過ごそうとすると、事態は急転。正体不明の女は、サラの夫が亡くなっていることを知っているようで「なぜウソを? 寝てないわ、サラ。(あなたの夫は)死んだのよ!」と語気を強め、再び狂ったようにドアを叩き始める様子が確認できる。

インサイド」は、7月13日から東京・TOHOシネマズ六本木ヒルズほか全国公開。

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