「ウエストワールド」クリエイターによる新ドラマ、アマゾンが獲得
2018年6月10日 17:30
[映画.com ニュース] SFドラマ「ウエストワールド」のクリエイターによる新作ドラマ「The Peripheral(原題)」を、米アマゾンが獲得したとDeadlineが報じた。
ウィリアム・ギブスンが2014年に発表した同名小説のドラマ化で、バーチャルリアリティを通じて繋がる2つの未来を舞台に展開する物語。米人気ドラマ「ウエストワールド」を手がけるジョナサン・ノーランとリサ・ジョイが制作総指揮を担当し、「シンプル・プラン」のスコット・B・スミスが脚本を執筆。ベテランのテレビドラマ演出家で、「ウエストワールド」でも2話を担当しているビンチェンゾ・ナタリ監督が演出を手がける予定。ノーランとジョイの製作会社キルター・フィルムスとワーナー・ブラザース・テレビジョン、米アマゾンの映像製作会社アマゾン・スタジオが共同で制作を手がける。
オリジナルコンテンツの拡充を急ぐ米アマゾンは、かつては低予算の小規模ドラマを手がけていたが、最近はSFやファンタジーなどの大作ドラマを優先している。「ウエストワールド」は1973年の同名映画が原作で、未来のテーマパークを舞台に人工知能の反乱を描くSFファンタジー。米有料チャンネルHBOは、10話からなるシーズン1に1億ドルという巨額予算をつぎ込んだことでも話題を集めた。「ウエストワールド」シーズン2は、4月22日(現地時間)に全米放送を開始する。